残念ながら今年はコロナ禍でキャンセルとなったが、アメリカ最大のフェスのひとつで例年ならシカゴで開催されるロラパルーザが、YouTubeによる無料バーチャルフェスのラインナップを発表した。
150以上ものアーティストによる過去のライブ映像をはじめ、ロラパルーザ創設者ペリー・ファレルのボウイ・トリビュートや、今回特別に行なわれるライブパフォーマンスの他、ペリー・ファレルとLL COOL J、メタリカのラーズ・ウルリッヒによる対話なども配信される。
以下詳細。
配信日:アメリカ時間で7月30日(木)〜8月2日(日)。毎日東海岸時間午後6時から開始。
つまり日本時間だと7月31日(金)〜8月3日(月)毎日午前7時から配信開始。
サイト:ロラパルーザのYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/lollapalooza
スケジュール:配信前日7月29日(水)に発表。
過去のライブ映像:ポール・マッカートニー、アーケイド・ファイア、アウトキャスト、チャンス・ザ・ラッパー、LCDサウンドシステム、ヤーヤーヤーズ、メタリカ、アラバマ・シェイクス、ザ・キュア、タイラー・ザ・クリエイターなどなど。
https://twitter.com/lollapalooza/status/1287553972065062913
今回行なわれる特別パフォーマンス:Alison Wonderland(生配信)、H.E.R.、Kascade、Vic Mensa、Tank and the Bangas他、ロラパルーザの創設者であるペリー・ファレルによるPorno for Pylosライブ、彼のソロプロジェクトKind Heaven Orchestraにフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスが参加。ピアニストMike Garsonとともにデヴィッド・ボウイのトリビュートなど。
さらに、シカゴ市長やミシェル・オバマも登場する。
オバマは早速「この楽しいフェスを見る前に、投票の登録をしてね」と投稿している。
ファレルは、メタリカのラーズ・ウーリッヒ、LL COOL Jなどとの対話も配信する予定。また配信中は、イリノイ州のアートコミュニティを救済する団体や、平等な人権、投票を訴える団体への寄付を呼びかけることになっている。
各団体への寄付が10,000ドル以上集まったら、ロラパルーザも10,000ドルずつ寄付することになっている。
個人的には、チャンスが故郷シカゴで初のヘッドライナーとなった2017年のパフォーマンスが観たいなとか、アーケイド・ファイアが2010年の『ザ・サバーブス』をリリースした直後の伝説的と言えるヘッドライナーを務めたときのライブが見たいなとかあるが、どの年のパフォーマンスが配信されるのかもあわせて楽しみ!