テイラー・スウィフトの新作、初日にSpotifyで女性アーティストとして史上最高記録達成! 24時間以内に130万枚超えの売り上げ。批評家も絶賛

テイラー・スウィフトの新作、初日にSpotifyで女性アーティストとして史上最高記録達成! 24時間以内に130万枚超えの売り上げ。批評家も絶賛 - pic by Beth Garrabrantpic by Beth Garrabrant

テイラー・スウィフトがサプライズで発表した『フォークロア』が記録的な売り上げとなっている。

彼女のレーベル、リパブリックから送られてきたプレスリリースによると、世界で24時間以内の売り上げが130万枚以上。

Spotifyでは世界で初日に8060万回ストリームされ、女性アーティストとして新記録を樹立した。これまでの記録はアリアナ・グランデの『thank u, next』で7000万回だった。 さらにこれはジュース・ワールドの『Legends Never Die』を抜いて2020年の最高記録でもある。


また、Apple Musicでは世界で3547万回ストリームされ、ポップミュージックとしては過去最高となった。

アメリカ国内においても、フィジカル、デジタル合わせたアルバムとしての売り上げがすでに10万枚を超えている。現時点では、ストリーミングも合わせて1週間で65万枚にあたる売り上げを記録すると予想されている。これは、今年初週に最も売れたアルバムだったジュース・ワールドの『Legends Never Die』の497,000枚を大きく上回る。

さらにアメリカ国内ではSpotifyで4400万回ストリームされ、これは前作『Lover』の2900万回を大きく超えている。

またアメリカのSpotifyでは1位から16位までが『フォークロア』で、1位は1曲目の“the 1”で、417.5万回ストリームされ、女性アーティストとしての史上最高記録を樹立している。


世界のSpotifyのシングルチャートだと、“Cardigan”が、774.2万回のストリームで今年リリースされた作品としては1位。また、彼女の過去の作品、『Lover』のシングル“Me!” と『Reputation』の“Look What You Made Me Do”は両曲とも790万回のストリームだったので、これらに比べると少しだけ落ちることになる。


この作品はメインストリームのポップ作から大きく外した作品になったにも関わらずこれだけの記録を樹立したことに驚くが、さらにレビューも彼女の作品の中では過去最高となっている。多くのレビューが、彼女の作品の中で最も良いと書いていて、ガーディアン紙も満点、ローリング・ストーン誌も5星中4星半となっている。

レビューの平均点を出すサイトでは、総合で、今年1位のフィオナ・アップルに続き、2位となっていたり、または、1位がフィオナ、2位がボブ・ディラン、そして3位がテイラーという並びのところもある。

https://www.albumoftheyear.org/ratings/6-highest-rated/2020/1

https://www.metacritic.com/browse/albums/score/metascore/year/filtered?sort=desc&year_selected=2020

16曲中11曲をプロデュースしたThe Nationalのアーロン・デスナーが、Pitchforkとローリング・ストーン誌のインタビューに答えていてこれが面白い。この作品は本当に秘密で作られていて、彼が言うには、テイラーのレーベルすら発表の数時間前までこの作品のことを知らなかったというのだ。

テイラー・スウィフトの新作、初日にSpotifyで女性アーティストとして史上最高記録達成! 24時間以内に130万枚超えの売り上げ。批評家も絶賛 - pic by D. James Goodwillpic by D. James Goodwill

そんなこと可能なんだろうか? コロナ禍の外出禁止がもたらした幸いだったかもしれない。

https://pitchfork.com/news/the-nationals-aaron-dessner-talks-taylor-swifts-new-album-folklore/

https://www.rollingstone.com/music/music-features/aaron-dessner-taylor-swift-interview-folklore-1033870/

その中で、Bon Iverのジャスティン・バーノンとのコラボ“exile”がどのように実現したかも語られている。


「この曲はテイラーが、William Bowery(これが誰なのかアーロンを含め誰も知らない)と共作してボイスメモで送ってきたんだ。彼女が男性のパートも声が割れない限り歌っていた。それで誰に参加してもらいたいかという話になり、彼女がジャスティンの声が大好きだと言っていて、『オーマイガー、彼が参加してくれたらマジで最高。完璧だと思う』と。ただ、僕はジャスティンと友達だから、無理にお願いはしたくなかったから、『彼が曲にインスパイアされるかによるけど、彼が君のこと最高と思っているのは間違いないから』って言ったんだ。

それで彼に曲を送ったらすごく気に入ってくれて、ちょっとサウンドを変えて、歌詞も少し変えていた。“Step right out”とか、最後の箇所とか、彼がハーモニーする箇所とかね。僕はジャスティンと様々なプロジェクトを一緒にやってきたから、自然に出来たし、簡単で、すごく楽しかった。

しかも僕が大好きなシンガーの声が一緒に聴けて、本当に楽しかったんだ。すべてはリモートで行なわれたんだけど、でもぶっ飛んで、『ファック、オーケー』って思ったよ」


インスピレーションについて。

「“Betty”については、ボブ・ディランの『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』をイメージしていたようだったし、“Epiphany”は、ケイト・ブッシュ、ミーツ、ビーター・ガブリエル的なサウンドだと思った」




「“peace”では、ジョニ・ミッチェルなラブ・ソングを書いたと思った。しかも、ボーカルはワンテイクしかやらないでそれがアルバムに入っている」



ちなみに、フィジカルでアルバムを買うと、“the lakes”というボーナストラックが付いてくる。アルバムのレビューを読むとこの曲も必聴ということ。限定版のアナログ、CDなどが現在発売中だ。

https://store.taylorswift.com/
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