ビリー・アイリッシュが2020年最も好きだった曲を発表。1位はなんとザ・ストロークス

ビリー・アイリッシュが2020年最も好きだった曲を発表。1位はなんとザ・ストロークス - pic by Billie Eilish GRAMMY 2020pic by Billie Eilish GRAMMY 2020

2020年のベスト・リストが各所で発表されている最中だけど、ビリー・アイリッシュも、今年一番好きだった曲をオーストラリアのラジオ局『triple j』で発表している。以下がそのリスト。
https://www.abc.net.au/triplej/hottest100/20/artist-votes/billie-eilish

1. The Strokes “At the Door”


ザ・ストロークスについてはコメントしている。「本当なら1曲じゃなくて、アルバム丸ごと、私の1位に選びたいくらい好き。ここ数年で一番好きなアルバムだと言えるくらい。自分でもザ・ストロークスの何がそんなに大好きなのか分からないんだけど、でもすごく惹かれるものがある。“At the Door”が特に大好きで、メロディも大好きだし、歌詞も大好き。とにかく何もかも好き。ザ・ストロークスが琴線に触れたの」と大絶賛している。

彼女は、ザ・ストロークスの『ザ・ニュー・アブノーマル』が発売されてしばらくした後のインタビューでもそう答えていたし、実際彼女が車の中でリピートして聴いている映像をインスタのストーリーに投稿していることもあった。さらに、Vanity Fair誌で毎年同じ日に同じ質問に答える恒例のインタビューでも、今年好きなアルバムはザ・ストロークスの新作と答えていた。ザ・ストロークスの最新作は今年の4月に発表され、残念ながらアメリカのメディアのベスト・アルバム・リストにはまったくと言っていいくらい入ってない。でも、ビリーのようなアーティストに言及されて聴き直す人達も出て来るかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=hS2x1zl4rn0&feature=youtu.be

以下ビリーの好きな曲リスト続き。

2. James Blake “Are You Even Real?”


3. Phoebe Bridgers “Savior Complex”


4. Cyn “Drinks”


5. Drake “Time Flies”


6. Tekno “Kata”


7. Dominic Fike “Chicken Tenders”


8. Bruno Major “To Let A Good Thing Die”


9. Jorja Smith “By Any Means”


さらにビリーの最新情報いくつか。

1)オーストラリアの『ARIA Awards』でも“Therefore I Am”のライブパフォーマンスを披露。


2)ちょうど1年前に行なわれApple TV+でストリームされたライブの中から、“everything i wanted”の映像も公開している。


3)アメリカの衛星ラジオSiriusXMにも出演し、セカンド・アルバムについて語っている。

「全曲にそれぞれ違う個性がありつつ、でもどこか繋がりもある。ファースト・アルバムでもそうだったと思う。繋がりがありつつ、同じような曲が何度も繰り返すようなアルバムにはしたくないから」



またその番組の中で、あまりに美しくメランコリーにザ・ビートルズの“Something”をカバーしている。


来年のビリーは、新作が楽しみなのと、グラミー賞では4部門でノミネートされている。グラミー賞の発表は1月31日だ。


さらに2月には、Apple TV+から待望のドキュメンタリー『The World's A Little Blurry』が配信される。

https://www.youtube.com/watch?v=KKcUr1Utvlw&feature=youtu.be

皆さん、最近、来日公演を含めた世界ツアーのキャンセルのお知らせが届いてがっかりしているところだと思うけど、本人もコメントしていた通り、あらゆる方法を考えた上で、ファンの安全が第一との判断で決断したこと。こればかりは仕方ない。ビリーも言っているように「みんな安全に気を付けて、水をたくさん飲んで、マスクをしっかりして」ライブで会える日が来るのを楽しみに待とう!




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ビリー・アイリッシュが2020年最も好きだった曲を発表。1位はなんとザ・ストロークス - 『rockin'on』2021年1月号『rockin'on』2021年1月号
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