ビョークもボウイも

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まだ言うか、という感じですが、中々頭から離れないアレキサンダー・マックイーンの死。しかも、お母さんのお葬式の前日に首つり自殺した、という事実に一体どう向き合えばいいのか……。


ビリー・コーガン、レディー・ガガ、カニエ・ウエストなどが次々にtwitterなどで追悼している。コートニー・ラブも、彼を救おうとしたけど、無理だった、と……ふーむ。生前はビョークもデヴィッド・ボウイも彼の服をジャケットに使っていた。最近ではそれこそガガが、ちょっと許せないくらい贅沢に彼の服を着ていた。MTVビデオ・ミュージック・アワードでの真っ赤な女王様みたいな服や、”バッド・ロマンス”でのあのアート・ピースというほどのアルマジロ・シューズまで。


私がまだカット編集部にいる頃、あまりにかっこいいニック・ナイト(KNIGHTとQUEENだぜ!)撮影によるデヴィッド・ボウイ&マックイーンの写真と対談を掲載したことがあった。ボウイがこの小僧にタジタジなのが良かった。何しろ「僕は服に金なんか払ったことはない」と豪語するボウイが、マックイーンの服だけには金を払わされてる(笑)らしいから。しかも、そんな彼を前にして「オレの服を着るに価する人間なんて世界中どこにもいない」と言い放つマックイーン!つまり、彼は自分のためだけに服を作っていたのだ。だから、それはほとんど服というアートだったのだ。


そんなマックイーンが唯一お金を払って買っていた服とは川久保玲。受け継がれているものがあるのは明らかだ。それはコレクションごとに世界に与える衝撃。しかし、彼女を追い越し、早送りで生きてしまった……。
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