ジャック・ホワイト、妻と最初で最後の2ショット公開
2010.05.24 07:06
US VOGUE6月号に、ジャック・ホワイトと妻カレン・エルソンの2ショット撮りおろし写真が、14ページにわたって掲載されている。
http://www.vogue.com/
カレンは言わずと知れたスーパーモデルだが、ミュージシャンとしても5月25日にジャックプロデュースによる初のソロ・アルバム”The Ghost Who Walks"を発売することになっている。
今回の記事は、ファッション・ストーリーでもありながら、カレンの音楽活動について書かれたもの。カレンはこれまでもことあるごとに、ジャックに一緒に撮影をしないかと聞いてきたらしいのだが、答えは常に「やらない」だったよう。しかし、今回だけは「これが絶対に絶対に絶対に最初で最後だから」と言って引き受けてくれたのだそう。普段は、公にプラベートな部分は絶対に見せたがらないジャックだが、自分のプロデュースした妻のデビュー・アルバムのためとあらば例外だったのだろう。しかしやるからには最高のものにしたいからと、カメラマンは、アニー・リーボヴィッツでファッション・エディターは、Grace Coddington じゃなくちゃダメ、と言ったらしい。さすが(笑)。写真はナッシュビルを舞台にしたロックンロール・ライフという感じの内容になっている。
この記事によると、カレンは長年自分のアルバムを作りたいと思っていたのだが、ジャックの前で演奏するのをためらってきたのだそう。しかし、ある日彼に聴かせたところ、「何で隠してきたんだ?一生これを隠し続けるつもりか?そんなのどうかしてる。明日スタジオに入る」と言われたのだそう。
「ようやく曲を聴かせてもらった時は本当に感動した。スタジオでバンドと一緒に待っていたんだけど、彼女が新しい曲を持ってくる度に、まったく違うサウンドのものだったから、嬉しくて仕方なかったんだ。カレンは本当に自然体のミュージシャンだと思う。音楽が自然に彼女から溢れてくるんだ」とジャックは語っている。
カレンはかつてジェームス・イハとアルバムを半分くらい作ったことがあったが、その時は、まだ自分自身が出し切れなくて納得いかなかったのだそう。そう言われてみれば、昔ふたりが一緒にいるところをたまに見かけました。インドカレー屋とかで(笑)。
カレンは、6月20日にNYで行なわれるバンド・オブ・ホーセズのNYライブで、グリズリー・ベアと供に前座を務めます。
カレンのライブ・レポートはこちら。
http://ro69.jp/blog/nakamura/32619