それでもiTunesで発売しないアーティストとその理由

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2006年Led Zeppelin、2008年レディオヘッド、そして2010年ビートルズの作品がそれぞれiTunesで解禁になりましたが、いまだiTunesで発売していない大物が何人かいます。その理由などが、エンターテイメント・ウィークリーに掲載されていました。
http://music-mix.ew.com/2010/11/16/beatles-itunes-holdouts/

AC/DC:アンガス・ヤングがNY TIMESに語ったところによると、アルバムが曲ごとにバラバラに買われるのが我慢ならないから、と。「例えば絵を描くアーティストのようなもので、自分の作品が偉大だと思えば、どんなことがあってもそれを守ろうとするは当たり前だと思う。これは俺たちの作品なんだから」とのこと。

キッド・ロック:「アップルやiTunes自体に異議があるわけじゃないんだ。でも、どのアーティストも同じ値段で売っているのが、許せない。例えば、家の近所のガラージ・バンドのアルバムとブルース・スプリングスティーンの”Born To Run"が同額っていうのは、あり得ないと思う。俺は自分の作品をどう売るのか売る人達と自分で取り決めしたいだけなんだ」。

Garth Brooks : 「アップルの人達はいい人達なのかもしれないけど、つまるところビジネスマンだ。彼らは、音楽業界を救っていると思っているようだけど、音楽業界を破壊していると思う。アルバムによって違う値段で売られるまで、曲ごとのバラ売りではなくて、アルバムのみでの発売が可能になるまで、彼らは僕の作品の真の販売代理店とは言えない」。

その他、iTunesで買えない大物には、The Smiths(ベスト盤は買える)、TOOL、Def Leppard、Bob Seger、Black Sabbath、Frank Zappaなどがいます。

写真は、CMJの期間中に近所のギャラリーで行われたAP25周年を記念したミュージシャンの作品展。さすがTOOLのアダムの絵(写真1枚目)が売れていた。確か5000ドルくらいの値段だったのに。マイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイの作品(2枚目)はこの時点ではまだ売れてなかったけど、2000ドルだった。アマゾンのデジタルダウンロードで換算すると新作668枚分……。
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