トレント・レズナー&カレンOがツェッペリンカバーの予告編正式版繰り上げネット公開!

トレント・レズナー&カレンOがツェッペリンカバーの予告編正式版繰り上げネット公開!

トレント・レズナーとカレンOがレッド・ツェッペリンの”移民の歌”をカバーした『ドラゴンタトゥーの女』の正式インターネット劇場予告編が、本来6月2日に公開されるはずだったのだが、あまりの反響に繰り上げで今日公開となった。そのフレキシビリティが肝心!
http://www.traileraddict.com/trailer/the-girl-with-the-dragon-tattoo/trailer

劇場で公開された予告編を誰かが盗撮したものは、アメリカの休日明けの今日、サイトから削除されたが、数日間で軽く100万件を超すアクセスだった。NYタイムズまでその騒ぎについて分析記事を書いていたほど。

トレント・レズナーもその反応を見て、ツイッターで、

「あまりの反響にびっくりしたよ!でもあの予告編のサウンドは劇場用に作ったものなので、可能なら劇場で見て欲しい。グリーン版もすぐにインターネットで公開になると思うから」

とコメントしていた。
http://twitter.com/#!/trent_reznor

それで公開されたのが今回のバージョンだが、劇場版とは結構違う。

まずテンポが思い切り速いのだ。それから、使われている映像とその順番も違う。そして、最後に、”FEELBADMOVIEOFCHRISTMAS"という文字が劇場版と同じく出て、それは、思い切りデヴィッド・フィンチャー印でしびれまくりだが、その後に入るのノイズの大きさが劇場版より大きくなっててそれはトレント・レズナー丸出しだ。とにかく超カッコいい!!!!!

これがカレンOが起用されてなくて、”移民の歌”をカバーしてなくて、単にトレントがボーカルなしでサントラを作っただけだったらここまで話題にならなかったと思う。本当に賢い。スタジオも大喜びのはずだ。トレントさすが!
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