ニール・ヤング一時的に音楽活動を休止で執筆に専念。すでに自伝を完成:トロント映画祭その8

ニール・ヤング一時的に音楽活動を休止で執筆に専念。すでに自伝を完成:トロント映画祭その8

トロント映画祭でジョナサン・デミによるドキュメンタリー”Neil Young Life"を上映したニール・ヤングだが、トロントの地元紙The Globe and Mailによると、「音楽活動を一旦休止し、執筆業に専念したい」と彼が語ったとのこと。


実は、すでに10万5千字の大作自伝を書き上げたということ。タイトルは現時点では”Cars I Have Known" 。出版社は現時点では未定のようだ。


ドキュメンタリー”Neil Young Life"は、U2やパール・ジャムの作品とはまったく違って、情報量は圧倒的に少なく、ペースも非常に淡々としている。ニール・ヤングが故郷を兄の車に先導されながら進み、それにまつわる思い出を語り、その間に、トロントで行われた最新のライブ映像が挿入されるという形だ。曲の演奏もまるまるすべて観せるので、ほとんどライブ映画とも言えるのだけど、そこから得るインパクトと深さと言ったら上の2本に負けないのがさすがニール・ヤングと言えると思う。


映画の中では、地元で有名な作家だった彼の父親の名にちなんで付けられたスコット・ヤング・スクールという公立の学校が映しだされたり、または、家族の友達が住んでいたという家が映しだされたりするのだが、「今はみんなもうこの世を去ってしまった。でも、友達の素晴らしいところは、この世から去っても、絶対に僕の心からは消えないところ。だから僕は心配していない」と語るのだが、しかしその後に目頭を熱くしていたのが印象的だった。


また12日行われた映画上映には、観客がすべて席に着いた後に、エディ・ヴェダーがこっそりと劇場に入ってきた。しかし、この日パール・ジャムはライブがあったので、絶対に最後までは観られなかったはずだ。


エディは、この日のライブで、「この映画祭で、U2とニール・ヤングの映画も公開され、コミュニティが集結したような感じがした」と喜んでいた。
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