ゲスの極み乙女。の幕張ワンマンを観て思う

ゲスの極み乙女。の幕張ワンマンを観て思う
幕張メッセイベントホールで、ゲスの極み乙女。のゲス乙女集会vol.4、2日目!

本当にすばらしかった。ちょっと語弊あるかもと思いながら書いちまうけど、自己表現とリスナーに対するエンターテインメントとリスナーへの「教育」、その3つをこのクオリティで同時に成り立たせているバンドは、今の音楽シーンを見渡してもそうそういない。それを可能にしているのは、言うまでもなく川谷絵音の音楽的才能と絶えることのない執念だ。今日のライヴもその才能と執念がちゃんと出ていた。

バンドの音楽的成長と、エンターテインメントとしての洗練と、絵音が生み出す曲のプログレッシヴな進化っぷりと(新曲最高だった)、ものすごくハイレベルなところに行きながらポップスとしての性能は決して置き去りにしない、めちゃくちゃクレヴァーで力強い前進の仕方を、今のゲスはしている。

昨日はSATANIC CARNIVAL、今日はBABYMETAL。
ほかにも家具のバザール(※写真)とか同人誌の即売イベントとか、幕張メッセではいろいろな催しが行われていた。
それを絵音もMCで「カオスだ」ってイジっていたけど、ピザオブデスのパンクイベントとメタルアイドルのライブ、そのどっちの隣に置いても不思議じゃない、もっといえば家具とか同人誌を売っている横で鳴っていてもまったく変じゃない、ゲスというバンドのありようを象徴しているようでもあったな。

ここ幕張は、課長のファーストキスの地でもあるそうです。
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