とりあえず、このダイジェストをお聴きください。↓


パスピエにしか生み出せないポップな音、ポップなメロディ、ポップなイメージがてんこ盛りであることはこのダイジェストだけでもわかるはず。だから傑作、ということでもあるんだけど、今回はなんというか、かなり自由です。そして、かなり人間くさいと思う。

たとえば、大胡田なつきという人がどういう人であるのか。成田ハネダという人が何を考え、何を求めているのか。その、彼らの人間としての欲望や感情や質感みたいなものがすごく真っ直ぐに出ている感じがする。それはメンバーの演奏にしてもそう。5人でガツンと作った、そんなバンド感がある。

バンドに「なろう」としてきたパスピエが、バンドになり、その先で何をクリエイトしていくのか、それが早くも形になった1枚。だから傑作。なのです。

8月29日発売のJAPANで、本誌では初のメンバー全員インタヴュー掲載します。こちらも初めて、撮り下ろしもしました。期待していてください。上の写真は撮影時の。