奈良在住のAge Factoryは、ここではないどこかとしての「海」を目指す

奈良在住のAge Factoryは、ここではないどこかとしての「海」を目指す
なぜなら、奈良には海がないから。
同じく内陸県である埼玉出身の僕としては、その気持ち、じつによくわかります。

何の話かというと、9月16日にリリースされるAge Factoryのミニアルバム『NOHARA』についての話です。
このミニアルバムの最後に”海を見たいと思う”という曲が入っていて、その前の”autumn beach”も海に行くという情景を描いているのだ。
内陸県の人間にとって海というのはただそれだけで憧れるべき存在であって、目指すべき場所であって、同時に未知の世界でもある。
その感じが、”海を見たいと思う”の歌詞の最後の1行、

《誰も知らない新しい明日へ》

というフレーズに集約されている。

そして、ここからがある意味本題なんだけど、その「海を目指す感じ」は、Age Factoryというバンドが今立っている状況にもぴったりと当てはまる。

2枚目のミニアルバムにして、バンドの本領が発揮された1枚。
轟音と魂を振り絞るような清水エイスケの歌声、哀愁から激情までを横断する感情の起伏。
このスリーピースの凄みは、一度でもライヴを観ればわかる。

現在発売中のJAPANにインタヴュー載ってます。ぜひ。
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