THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ラストツアー、京都磔磔

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ラストツアー、京都磔磔

の、ライヴ映像を収録したDVD、『BURNING MOTORS GO LAST HEAVEN II LAST HEAVEN TOUR 2003.9.25 at KYOTO TAKUTAKU』。

現在発売中のJAPANでレビューを書いたが、あっけにとられるほどかっこいい。何があっけにとられるのかというと、ラストツアーとか、解散間際とか、そういうセンチメンタルなファクターを一切合切ぶっちぎって、むしゃむしゃとロックンロールを食らいまくる、獣のようなライヴなのだ。オープニング、“トカゲ”から“バードメン”、“暴かれた世界”、“カルチャー”と畳み掛ける展開に、そういうセンチメントがどうでもよくなって、そうなると当たり前だが超楽しい。

もちろん、ラストシングルの“エレクトリック・サーカス”とかを聴くと感慨も湧いてくるのだが、そのあとすぐに“ゲット・アップ・ルーシー”が演奏されてその余韻も吹っ飛ぶ。

いうまでもなく伝説のライヴなわけだけど、ここに記録されたミッシェルは伝説になることを全力で拒んでいる。映像作品としてはものすごくストイックとうか、ぶっきらぼうなものだけど、だからこそ凄みがある。


ミッシェルといえば、早いとこ渋谷タワレコでやってる「TMGE SHIBUYA RIOT! 」にも行かねば。




先に書いたクリープハイプといい、このミッシェルといい、この秋はいいロック映像作品が続々。今週末は吉井和哉の10周年ボックスセット『10-Ten-』を観ようと思う。ブルーレイ3枚+CD2枚というボリューム(!)。
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