KEYTALK、人生と踊った舞踏会

KEYTALK、人生と踊った舞踏会

オープニングからド派手な演出が仕掛けられた、初にして堂々の武道館。第一音が鳴った瞬間に、これまでのKEYTALKが辿ってきた道筋、立つべくして立った武道館までの道筋が、スパーンと見えた気がした。

この日を待ち侘びた大勢のファンも、大きなステージも、武道館のスペシャルな空気も引き受けた上で、KEYTALKはKEYTALKのままの熱狂とダンスを描き出していた。ちょっとオーバーな表現かも知れないけど、武道館という舞台が、KEYTALKのために用意されたかのようだった。

小さな頃から目立たない存在で、学年のヒーローみたいな奴に憧れながら音楽をやっているところもある、と語った巨匠。そんな巨匠の歌唱力に憧れている、と告げて泣かせた義勝。これがロックスターの物語でなくて、なんだと言うんだ。後日アップのライヴレポート書きます。(小池宏和)
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