ゆず、『TOWA』のツアーファイナルで見せたもの

ゆず、『TOWA』のツアーファイナルで見せたもの

13枚目のフルアルバム『TOWA』のリリースを記念した、ゆずの国立代々木競技場第一体育館3DAYSの最終日。アルバムタイトルにちなんで、永遠なる時の旅路へと誘うコンセプチュアルな音世界が、巨大セットや照明を駆使して構築されていた。

この日は通算500回目の記念公演ということで、北川と岩沢はことさら気合十分でライヴに臨んでいた様子。冒頭からありったけの思いを乗せた歌声とサウンドを届け、曲の合間には感謝の気持ちを何度も述べながら、2万人近いオーディエンスと特別な時間を分かち合っていた。

アルバムは1月13日にリリースされたばかりだが、実は「TOWA」の名を冠したツアーは昨年10月から行われてきた。ツアーファイナルとなる今回の3DAYS公演は、いわばライヴを通じてファンと育て上げてきた楽曲を、よりダイナミックに響かせる場所。ストリートライブから活動を始めたゆずならではのメッセージ性に溢れていたし、それ故に温かな感動に包まれた素晴らしいライヴだったと思う。

ライヴ終盤には、デビュー20周年を記念して、弾き語りライヴ「ゆずのみ」を11月26・27日に東京ドームで開催することを発表! その後に披露されたラストチューンの祝祭感は当然ハンパなかったわけだけど、詳しくは後日アップのライヴレポートで書きます。(齋藤美穂)
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