祝・産休復帰後初ワンマン! 大森靖子の赤坂BLITZワンマンを観た

祝・産休復帰後初ワンマン! 大森靖子の赤坂BLITZワンマンを観た

女はすぐカワイイって言うとか「好き」に理由を付けたがるとか、「総じて女は面倒臭い」という固定概念には女ながらに頷くことが多い。けれど、大森靖子の曲を聴くと、あぁやっぱり女の子っていいなぁと思う。厄介事とされる女の子独特の情緒の不安定さが、彼女が曲にし歌うことによって愛おしくて仕方ないものに思えてくるから本当に不思議だ。

産休を終え、去年末にステージに復帰した彼女にとっての再スタートとも言うべき今回のワンマン公演。ひとりの人間として、女として、そして母として、誰もが抱く混沌とした感情のすべてを担ってくれるような圧巻のステージ。女子高生だっておじさんだって関係ない。自分を愛してくれる人すべてを認めたいという彼女の懐の深さと底知れぬ表現力には、一層の磨きがかかっていた。そして休養期間を一切感じさせない歌唱力には終始度肝を抜かれたのだった。特にアンコールの弾き語り、これには瞬きする間も惜しまれた。

そしてこの日は3月23日にリリースされるフルアルバム『TOKYO BLACK HOLE』からも何曲か披露されたのだけれど、これがとにかく素晴らしかった! 超期待作です。

後日、改めてレポートします。(峯岸利恵)
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