小山田壮平&長澤知之、歌と才気が響き合う夜。ALをリキッドルームで観た


1stアルバム『心の中の色紙』いよいよリリース目前! ツアーに先駆けて行われた東阪2マンライヴ、東京・LIQUIDROOM公演はゲストにPolarisを迎えての開催!

ダブ/レゲエ/ソウル/ポストロックが渾然一体となって渦巻く6曲1時間のグルーヴ絵巻を描き出したPolaris。「壮平が大学生の頃からずっと友達。今では…飲み友達(笑)」という大谷の言葉が、シンプルにして悠久の音世界と溶け合って、至福の時間を生み出していた。

そしてAL。まだアルバム発売前のラフな手触りの楽曲はしかし、どれも観る者の心のスタンダードの座をあっさり射止めてしまいそうなくらいに眩しかった。小山田壮平&長澤知之がリードヴォーカルをつなぎ合い、時に絶妙のコーラスを聴かせ、時に4人全員でハーモニーを響かせ…と自由闊達なアンサンブル越しに、ロックンロールもフォークもブルースも伸びやかに鳴らしてみせた。

Polarisと同じ1時間の本編を緩急自在な14曲で駆け抜けていったAL(ちなみに、小山田とPolarisはこの日が初対バンだったとのこと)。詳細は改めてレポします!(高橋智樹)