メジャーデビュー前夜!HOWL BE QUIETの渋谷QUATTROワンマンを観た
2016.03.08 23:02
バンド名の「HOWL BE QUIET」=「普段 言葉にできないことを吠える」という意味なのだけれど、名は体を表すとはまさにこのこと。心情を吐露する歌詞がめちゃくちゃ良い。分かりやすく、感情移入しやすく、一切の抵抗なく心にすっと沁みてくる。彼ら自身が歌詞を大事にするスタイルであることを豪語しているのだから納得なのだが、ライヴで生歌として聴くと改めてその素晴らしさを感じることができた。
そして歌詞の大事さと同様に彼らがいつも口にしている「アイドルになりたい」という言葉。そのルックスも相まって、叫ばれるのは「かっこいい!」「かわいい!」「キャー!」という声が多かった。特にアンコールは、アイドルのコンサートにも負けていない雰囲気と演出で、いつか物販でメンバーのソロうちわとか出てきそう……とさえ思ってしまった。まさにバンドというイメージの垣根を飛び超えたエンターテイナー。魅了されっぱなしのステージだった。
そんな彼らは、明日3月9日にシングル『MONSTER WORLD』でメジャーデビューを果たす。渋谷クアトロを狭いと思わせるほどの極上のエンターテイメントと音楽性の幅広さを、メジャーという大舞台で思う存分爆発させてほしい。
写真は、アンコール時に登場したアイドル「タッケー&剣士」の写真を夢中で撮るファンの写真。(なのでタッケー&剣士はあまり写っていません、ご期待に添えずすみません…)
今日のライヴの全貌は、後日アップのレポートで詳しく書きます。(峯岸利恵)