これまでにリリースされた曲は、彼女のルーツのひとつであるブルースのエッセンスを感じさせるものが中心でしたが、“笑顔”は聖歌のように清らかで壮大な広がりを感じさせてくれる新境地です。

そして、もうひとつのタイトル曲“いいの”は、学生時代に片想いをしていたAnlyが、「今の自分の気持ちとフィットする曲が見つからないから、作ってしまおう」と思ったことによって生まれたそう。
《いいの》という物わかりの良い言葉が重ねられるごとに、実は「いいの」とあっさり流せない心情であることが自ずと窺われる歌詞にハッとさせられます。

収録されているこれらの曲についてのインタヴューは、3月30日発売のROCKIN'ON JAPAN5月号に掲載しますので、ご期待ください！

様々な音楽を吸収していると同時に、地元の伊江島にいる頃には馴染みのなかったものの魅力もいろいろ発見しているのだという彼女。最近はタイ料理にハマっているそうです。
ビーフン、グリーンカレー、ガパオライスなどがお気に入りらしく、「タイのご飯はいい香りしますよね。トムヤムクンはまだ食べたことがないんですけど、辛いですか？　そういえばこの前、生春巻きを作りましたよ！」と、取材後に元気いっぱいに話してくれました。

4月1日に「女性シンガーソングライター」をテーマにして札幌のcube gardenで行われるイベント『NO BORDER』に出演が決定。
アコースティックギターをダイナミックに奏でながら歌声を伸び伸びと響かせる彼女の姿は、一度観たら忘れられません。
シンガーとしてはもちろん、ギタリストとしても猛烈にかっこいいAnly。気になっているみなさんは、ぜひライヴに足を運んでください。素敵な衝撃を喰らいますよ！（田中大）