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    【速報】ACIDMAN、2017年唯一のワンマンライブにバラードの宇宙を見た

    【速報】ACIDMAN、2017年唯一のワンマンライブにバラードの宇宙を見た

    結成20周年記念ベストアルバム『Your Song』のリリース記念ライブにして、ACIDMAN今年唯一のワンマンライブ。

    大木いわく「本当はツーマンツアーからそのまま11月のフェスの予定で、今年はワンマンをやる予定はなかったけど、Zepp Tokyoが空いたので急遽開催を決めた」という今回のプレミアムライブ。バラード曲を多く収録したファン選曲ベスト盤の全20曲で本編を構成したステージは、アンコール含めトータル3時間に及ぶ長尺のライブとなった。

    そして、それがとても良かった。
    無限の宇宙との対比越しに、人間という有限の存在と向き合い続ける大木の想いが、バラードという時間軸の中でこの上なくエモーショナルに、かつドラマチックなロックスペクタクルとして繰り広げられていたからだ。
    「去年までは『20年って長いな』って思ってたけど、今年に入ってからは『たった20年? 宇宙は138億年じゃん! 引くわー!』って(笑)。で、今は『宇宙だってたった138億年じゃん! 引くわー!』って思ってる。俺らにはまだまだやることいっぱいあるなって」という大木らしい言葉で、さらなる闘志を語っていたのも印象的だった。

    曲によっては四家卯大ストリングスを招いて壮麗なアンサンブルを聴かせていたこの日のアクト。
    アンコールでは2月リリースの新曲“愛を両手に”も披露していた。ライブで見るのは去年のアコースティックツアー以来約1年ぶり、ストリングス含む「完成形」で観るのはもちろん今回が初。
    シンプルに、まっすぐ人への想いを歌った《幸せだったかい?》のフレーズが、悠久のサウンドスケープの中で熱く胸に迫る――“愛を両手に”は間違いなく、ACIDMANと僕らにとって重要な曲になっていくはずだ、という確信とともにZeppを後にした。この日のライブを観ることができて本当に良かった、と心から思う。(高橋智樹)
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