yahyel、JAPAN初インタビューをしました!

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昨年11月に、『FLESH & BLOOD』でアルバムデビューを果たしたyahyel。幽玄のポストダブステップ/ソウルの中で、青白い炎のようにロマンチックな情熱を揺らめかせるバンドだ。「自分たちが聴いてきたシーンの音楽と足並みが揃ったものを作りたかった」と語っていたけれど、まさにそのとおりのものが作品に込められている。

自分たちの置かれた地域的・歴史的な環境を分析しながら雄弁に活動の意図を語る池貝峻(Vocal)と、口数は少ないながらも鋭い一言で表現意欲の高さを伝える篠田ミル(Sampler)。今回は5人のメンバーのうちふたりに話を訊いたが、一面的な憧憬やコンプレックスとは異なる価値観を持って、現行洋楽シーンと向き合っていることが分かる。

独立した個性の集合であるという意識ゆえか、当初はバンド幻想の薄さを語っていたのだけれど、次第に話がヒートアップするにつれて、メンバー間の思想の強い結びつきや、化学反応の重要性を伝え始める。思わず「バンドじゃん」とツッコミが漏れてしまった。ほんと、いいバンドです。
インタビューは2017年3月30日(木)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』5月号に掲載です。(小池宏和)
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