The 1975のサビが頭からずっと離れない。“TOOTIMETOOTIMETOOTIME”

The 1975のサビが頭からずっと離れない。“TOOTIMETOOTIMETOOTIME”
予告通りにリリースされた3曲めのシングル“TOOTIMETOOTIMETOOTIME”。
I ONLY CALLED HER ONE TIME
MAYBE IT WAS TWO TIMES?
I DON'T THINK IT WAS THREE TIMES
という、なんとも The 1975らしい歌詞がくせになって頭の中をぐるぐる回ってますが。
あのサビにやられている人も多いはず。
それぞれに異なる3曲で、アルバムへの導入がばっちり整った感じ。

事前に色々な声明文が届いていたが、上の写真がそのフィジカルの最新版。
ミラーコート紙の手の込んだ小冊子やポスター、歌詞などなど、すべてがアルバムへとつながるメッセージだ。
パッケージに刻印された文字が、これまた彼ららしくてとても素敵だった。

僕たちは、“カルチャーの終焉”を美として見ているのではなく、
“美が朽ち果てていく”というカルチャーの目撃者だ

意訳するとそんな内容だが、レトリックでありながら退廃美に浸っているのとは真逆の、クールでポジティヴな感覚。この時代をポップに生きる彼ららしい言葉だと思う。

“Love It If We Made It”、“Give Yourself A Try”とすでに公開されている曲と含めた3曲、とこんなメッセージを聴くと、とんでもなくすばらしいアルバムになる、という確信しかない。(井上貴子)



粉川しのさんのブログ記事はこちら↓
《新作予想》 転機作?問題作?The 1975の待望の新作、現時点で分かっていること総ざらい
https://rockinon.com/blog/yogaku/179202
The 1975のサビが頭からずっと離れない。“TOOTIMETOOTIMETOOTIME”

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