キッス、これで本当に最後なのか!? 2022年、地獄の軍団がふたたび東京ドームを焼き尽くした奇跡のアンコール来日公演を徹底レポート!

キッス、これで本当に最後なのか!?  2022年、地獄の軍団がふたたび東京ドームを焼き尽くした奇跡のアンコール来日公演を徹底レポート! - rockin'on 2023年2月号 中面rockin'on 2023年2月号 中面

現在発売中のロッキング・オン2月号では、キッスの来日ライブレポートを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。



文=荒金良介

キッスのライブは体験である。一度観れば人に語らずにはいられない。これほど強烈なロックスペクタクルを体感できるのは、彼らをおいて他にいない。そう言い切れるステージングに老若男女が狂喜乱舞した。

場内に入ると、下手側からエリック・シンガー(Dr/Vo)、ジーン・シモンズ(Vo/B)、ポール・スタンレー(Vo/G)、トミー・セイヤー(G/Vo)の巨大像が仁王立ちしており、さながらドームはキッスのテーマパークといった趣である。

開演時刻19時にエアロスミスの“ウォーク・ディス・ウェイ”、ヴァン・ヘイレンの“パナマ”と経て、レッド・ツェッペリンの“ロックン・ロール”が流れると同時にドームは暗転。スクリーンにはモトリー・クルーボン・ジョヴィなどを手掛けた敏腕マネージャーのドック・マギーが映し出され、それからメンバー4人が楽屋からステージに向かう姿をカメラが克明に捉える。

恒例の、ショウ開始の合図を告げる「You Wanted the Best!? You Got the Best! The Hottest Band in the World, KISS!」のアナウンスが流れるや、キッス・アーミーの興奮は一気に頂点へと高まり、オープニング曲は“デトロイト・ロック・シティ”で始まった。鼓膜をつんざく爆発音に驚きながら、ポール、ジーン、トミーのフロント3人は地球に舞い降りた異星人のごとく天井から登場する。

ライブとは一期一会。観客を楽しませるためなら、粉骨砕身のスタンスで挑むのみ。キッスの不屈のプロフェッショナル魂に早くも胸がざわめいた。(以下、本誌記事へ続く)



キッスの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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