ロックが大きく発展し、あふれるほどの名作アルバムが生まれた70年代。
イギリスではレッド・ツェッペリンが、デヴィッド・ボウイが、ピンク・フロイドが、エルトン・ジョンが、クイーンが、セックス・ピストルズが、ジョイ・ディヴィジョンが、アメリカではブルース・スプリングスティーンが、CSN&Yが、エアロスミスが、ヴァン・ヘイレンが、イーグルスが、ルー・リードが、ラモーンズが――いや、さらにキング・クリムゾンもAC/DCもT.レックスもニール・ヤングもザ・クラッシュもジョニ・ミッチェルもジョン・レノンもクラフトワークもトーキング・ヘッズもスティーリー・ダンもKISSもブロンディも――あらゆる名匠アーティストたちがロックの歴史に残る名盤の数々を惜しみなく生み出し、ハードロックやプログレッシブロック、パンクやグラムロック、カントリーロックやサザンロックといった重要なジャンルとなって発展していったロックの黄金時代、それが70年代だ。
なぜ70年代にロックはこれほどまでに発展したのか。
それは、アーティストもリスナーもロックによってまだ見たことのないものを見ようとしたからだ。ロックこそがそれを可能にするアートフォームであると、その時代そのものが信じたからだ。そして実際に、それ以前にはあり得なかった様々な表現が生まれ、50年後の今聴いても驚異としか思えない素晴らしい名作たちが生まれたのである。
先月号での『60年代ロックアルバム100』では100枚のアルバムを選んだが、百花繚乱の70年代ロックではそれだと到底選びきれず、150枚にした。厳選に厳選を重ねた150作品なので、読んで気になったものは片っ端から、でもじっくり聴いてもらえれば、と思います。(編集長 山崎洋一郎)
<コンテンツ紹介>
■ 70年代ロックアルバム150枚を徹底解説
■ インタビュー:70年代ロックの覇者、レッド・ツェッペリンをジミー・ペイジが語り尽くす
■ インタビュー:イーグルスが語る70年代アメリカンロックのすべて
■「ジャンル別」考察
ハードロック、プログレッシブロック、カントリー/フォーク/サザンロック、 パンク/ニューウェイヴ
■「多角的70年代マイベスト」座談会
『特別企画 70年代ロックアルバム150』の記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
●『60年代ロックアルバム100』巻頭特集の8月号も合わせお楽しみください。
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