現在発売中のロッキング・オン9月号では、『特別企画 70年代ロックアルバム150』の中でイーグルスのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「今の僕らは退廃主義の70年代のど真ん中にいるんだ。
60年代は終わった。
革命はまるで違う形で着地して、世の中には相当な無関心が蔓延してる」(ドン・ヘンリー)
ドン・ヘンリーはチェックインの手続きに手を焼いているところだ。彼のビバリーヒルズ・ホテルのコテージに何か問題が生じたらしく、緊張した面持ちの従業員たちが彼の荷物を慌ただしく別のコテージへと移動させている。イーグルスのメンバーたちは全員LA在住だが、彼らがインタビューを受ける場所に選んだのはここだった。
ビバリーヒルズ・ホテルがイーグルスの最新アルバムのカバー写真に使われていることは、単なる偶然ではない。瀟洒な“ホテル・カリフォルニア”のしつらえは、お馴染みのホリデイ・インあたりとはいささか別格である。高級住宅と見紛うばかりのコテージを備え、デカダンスの香り漂う大邸宅のような優雅なホテルは、いまや絶滅危惧種なのだ。
●『ホテル・カリフォルニア』のおかげで、私のバンドに対する信頼は再構築されました。
「俺たち自身もだよ」、(グレン・)フライは頷いた。「と言っても、『呪われた夜』が失敗作だと思ってるわけじゃないけどね」、ヘンリーは付け加えた。「そりゃそうだろ、あそこからは3曲もヒットシングルが生まれたわけだし。あのアルバムの曲だって今も有効だよ。僕らはあの当時、バンド内部で相当な混乱状態を経験していたんだ。でも今作は」、彼は続けた。「ちょうどジャクソン・ブラウンが、彼のデビューアルバムの“ルッキング・イントゥ・ユー”で歌ってた通りだよ。僕らはホテル・カリフォルニアで暮らしてるんだ。誰もがここへ来るんだよ、デッカいアメリカンドリームを探してね」
(以下、本誌記事へ続く)
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●『60年代ロックアルバム100』巻頭特集の8月号も合わせお楽しみください。
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