アメリカ最大のスポーツ・サイト、espn.comをのぞいたらNBAのレイカーズに所属するメッタ・ワールド・ピースがCypress Hillに、ダブステップのRUSKOとのコラボレーションについて取材している動画がアップされていた。
http://sports.espn.go.com/espn/thelife/music/news/story?page=cypress-hill-rusko
特段面白い内容ではないが、NBAに関心を持つ人は楽しめると思って、紹介してみました。
というか、NBAは現在プレイオフ直前のものすごく加熱した時期。
しかもレイカーズはプレイオフ狂騒のど真ん中にいるチームで、毎試合が意味あるはずなのに、中心選手がこんなことやっている場合なのか?
でもメッタ・ワールド・ピースの場合、ファンも納得だろう。
というのも、99年にNBA入りしたこのベテラン選手は、間違いなくNBAで一番“変”な人だから。
そもそも名前も、もともとは普通に“ロン・アーテスト”だったんだけど、去年いきなり“メッタ・ワールド・ピース”に改名。その行動はいちいち理解不能なのである。
この動画も不思議で、シーズン中だからなのか、インタビューの場所はバスケのコート(恐らくレイカーズの練習場)。
しかしバスケのことにはまったく触れず、ただひたすら音楽のことをCypress HillとRuskoと語っているだけ。
でも、アップされているのはスポーツ・サイトという。
どういうわけでここにアップされているのか、まったく意味不明な動画なのである。
そんな“課外活動”に励みつつも、コート上では、レイカーズのエース、コービー・ブライアントが不在の中、最新ゲームで強敵スパーズ相手に26得点するなど、全盛期と比べると衰えは見えるけど、ちゃんと活躍しているのが面白い。
メッタ・ワールド・ピース。やっぱり変。(内田亮)