本誌でも書いたが、今回、ストロークスの新作『カムダウン・マシン』のリリースにあわせて、バンド側は、写真撮影も、取材も、ＰＶ制作も、ライヴも、そういう類のプロモーション活動は一切にやらないと宣言していた。

しかしだ。
先ほど、シングル“オール・ザ・タイム”のＰＶが公開された。

ということは、取材も期待していいのか？　ライヴも期待していいのか？

とはいえ、ＰＶを観ていただければわかるとおり、それは過去の映像がコラージュされている内容で、確かにメンバー自体が”動いた”形跡はまったく見られない。
どうしたんだ、ストロークス？

ストロークスの優れているところがギュッと凝縮された傑作『カムダウン・マシン』は再来週発売される。
ラス前が“ハッピー・エンディング”というタイトルの曲だったり、なんとも不安にさせられるところもあるが、こんな素晴らしいアルバムを出しといて、なにもしないなんてあり得ないよ、本当に。（内田亮）