来週発売される新作『シャングリ・ラ』より、新曲"メスド・アップ・キッズ"が公開された！

カントリー調のアッパーな曲だが、歌われている内容は、タイトルどおり、「めちゃくちゃなキッズたち」について。
この曲でジェイクは、ドラッグのプッシャーになったり、売春したりする、そんな子供たちを軽蔑するわけでもなく、憐れむわけでもなく、ただ単にキッズたちの実状を淡々と訴えている。自分も同じ「キッズ」であるというのに。
登場するキャラクターに名前をつけているところあたり、現在、追悼特集を作成しているルー・リードのストーリーテリングにも通じるものがある。

前にも書いたように『シャングリ・ラ』はとにかく驚異的なアルバムである。
http://ro69.jp/blog/rockinon/ymd:20131102
そして、その進化の大きな要因は歌詞なのである。
そこら辺については、現在発売中のロッキング・オン12月号で書いているので、読んでいただければ幸いです。
さらに現在作成中のロッキング・オン１月号（ルー・リード追悼特集）に、そこら辺について訊いたインタヴューを掲載するので、そちらもチェックしてください！（内田亮）