番組にリクエストした方も書いていたけど、最近のスプリングスティーンは自分をリスペクトするアーティストとのコラボを積極的にやっている。当然、彼から声をかけたわけではなく、声をかけられてやっているのだろうけど、積極的だ。その姿勢も相手にスプリングスティーンという資材を提供してあげる感じで、とても興味深い。
ジョン・メレンキャンプは、若い頃はスプリングスティーンのアイドル版みたいな役割をやらされていたこともあって、彼に対してはいろいろ複雑な思いがあったと思う。
しかしそんな時期は遠くに去り、近年は活動を共にすることも多かった。でもこうした形での共演は、やはり感慨深いのでは。最後にスプリングスティーンがジョン・メレンキャンプの肩に手を伸ばすところは何ともいえない気持ちになる。