ジェイムス・ブレイクをフジロックで観る 2016.07.22 20:20 山崎洋一郎の「総編集長日記」 アルバムも3枚リリースして、フジのグリーンステージでも堂々の存在感。新世代のアーティストとして、ジェイムス・ブレイクは名実ともに今のイギリスを代表する存在になった。もう、音の完成度、肉体性、強度、どれもがハイレベル。そしてそれを、歌の洗練度が軽く超えていく。歌い手としてここまで高いレベルに達するとは正直デビュー時には予想できなかった。音の凄さに気を取られていた。でも本人はアルバムを重ねるごとに、歌により比重を置き、飛躍的な成長を遂げた。念願だったフジロックのグリーンステージでのジェイムス・ブレイク、最高だった。