これまでのどの来日よりも、4人がステージに立って共に演奏しているということの素の素晴らしさが感じられた。
過去の伝説や、再結成の意味はもう希薄になって、
イギリスが誇る歴史的バンド、ストーン・ローゼズがいかにかっこいいバンドであるかを素でリアルに感じられるライブだった。
そう、初来日で日本青年館で観たときの感じがまさにこんな感じだった。
あの時、ジョンが、イアンが、レニが、マニが、住む国は遠いはずなのになぜか近所の友達みたいに感じたんだ。
今回もそうだった。(俺が同い年だからっていうのもあるのかな)。
あれだけ進化することや革命的存在であることにこだわっていたローゼズが、
今回はまるで一周したかのような、憑き物が落ちたような純で真っ直ぐな演奏を聴かせてくれた。
そうなると、アルバムは一体どうなるのだろう?
出来上がるのか?リリースはあるのか?どんなアルバムなのか?
実は半ば興味を失っていたのだが、楽しみになってきた。