3年前に大阪で観たときはブースに一人で機材をオペってるだけだったが、今回は4人バンドで、本人はヴォーカルもたっぷり披露。

凄まじい音のエッジ、ポストモダンな構成、そして最新作で強調されたバロックな美しさと肉声のインパクト。
脳を高圧洗浄機で直接洗うような、異常なまでの快感で、この快感はOPNの音楽でしか味わえない。


スカムなものに思われかねなかったOPNの音楽が、今やファインアートと言っていい至高の美しさへと、その本質を露わにしつつあることを明確に示したライブだった。（山崎洋一郎）