アメリカのシーンではこの数年の間あらゆるジャンルで、フォークやゴスペルなどの「非ビートルズ」なメロディーが息を吹き返すように甦っている。
ボン・イヴェールの登場はその契機でもあったし、ボン・イヴェール自身もアルバムごとにサウンドスタイルを変化させながらそのメロディーの精神性はどんどん強まっている。
ツインドラムのオーガニックなバンド編成と、縮小バージョンながらエッジの立った最新の照明と音響マッチングが最高で、曲と歌の純度が際立っていた。
野外フェスか、アリーナでも観たい壮大なライブだった。
ボン・イヴェールをZepp東京で観た
2020.01.22 23:20