問答無用の楽しさ! ザ・フラテリスの3年ぶりの来日公演を渋谷WWW Xで観た!

問答無用の楽しさ! ザ・フラテリスの3年ぶりの来日公演を渋谷WWW Xで観た!

ハロウィーン民に占拠された渋谷の片隅WWW Xにハロウィーンと全く無関係な人々が集結し、熱く盛り上がったフラテリスの3年ぶりの来日公演。最新作『イン・ユア・オウン・スウィート・タイム』と、デビュー・アルバム『コステロ・ミュージック』のナンバーを中心に組まれたセットで、初期の性急パンキッシュなガレージ・ギターと、カントリーやブルースを軽快に弾ませる新作のアメリカンなサウンドが交互に顔を出す、そのコントラストと言うかヘアピン・カーブのような抑揚が最高に楽しかった!

時間をかけずに速攻で作り上げたという新作の勢いが乗り移ったのか、曲構成の継ぎ目や思考の跡を一切感じさせない、ジョン・フラテリの鼻歌がそのまま完璧なポップ・ソングに生まれ変わっていく天才のソングライティングも、MCや曲間のブレイクもほとんど無く、次々に畳み掛けていくバンドの凄腕もますます磨きがかかっている。結成13年目の成熟と初期衝動が両立した、マジカルな地点に今の彼らはいると感じた。もちろん“Flathead”も“Chelsea Dagger”も鬼のような盛り上がり。今日行かれる方もお楽しみに!(粉川しの)

問答無用の楽しさ! ザ・フラテリスの3年ぶりの来日公演を渋谷WWW Xで観た!
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