驚くほどフレッシュな攻め気

ジャンゴ・ジャンゴ『マーブル・スカイズ』
発売中
ジャンゴ・ジャンゴ マーブル・スカイズ
白昼夢のようなサイケ・グルーヴを鳴らし、掴み所がないようで不思議とポップな余韻を残す、玄妙なソングライティングとサウンド。UKバンドのジャンゴ・ジャンゴによる3作目。前作ではサウンド構築がぐっとリッチなものになっていたが、今回は個々のパートが明瞭に浮かび上がるデザインで、結果的にバンドとしての躍動感が増し若々しくシャープな響きの作風に仕上げられている。これは、セルフ・プロデュースを担当したデヴィッド・マクリーン(Dr)の舵取りに依るところが大きいだろう。デビュー時には既に異様なほど成熟したサウンドを生み出すバンドだったしそれが持ち味でもあったのだが、メンバーが30代後半に差し掛かった今日、これこそが等身大のジャンゴ・ジャンゴによるポップなのかも、と感じさせる。まるでビート・パンクのような“ティック・タック〜”や、ビートルズの“タックスマン”がコズミック・ディスコと化したような“リアル・ゴーン”が面白い。(小池宏和)
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