2014年を象徴するアルバムのひとつである前作『AFTER HOURS』の続編である本作。 前作に引き続きシティポップ、ネオアコをベースとしつつ、ギターは叙情的で、ベースラインは生き物の鼓動のよう。夏目(Vo・G)の…
誰かに惹かれているとき、もんもんとうじうじと考えてしまうことがある。 すると、恋の価値を見失いがちだ。もちろん、恋の期間ができるだけ長く続くとしたらそれは幸せで嬉しいこと。しかし、自分と相手のかかわ…
ドラマチックアラスカが爆ぜた。ドライヴ感溢れるギターロックの一音一音が鋭さを増し、ヒジカタナオト(Vo・G)はひとつひとつの感情を吐露するように歌っている。 本誌2月号の取材時に、「デビューしてからずっ…
このミニアルバムのリリースツアーをもって活動休止となるSEBASTIAN X。 今作が完成したのは、決断を下す前とのことだが……《けどちがう ここじゃない》、《でもちがう これじゃない》と繰り返す歌詞を聴いて…
ボーナス・トラックも入れて20曲は多すぎじゃないかと思ったが、聴いてみたら全然そんなことはなかった。これは傑作だ。楽曲の質はかなり高い。曲調もヴァラエティに富んで飽きさせない。ボートラを除く19曲はしっ…
「音楽に境界線はない」というレトリックに真に説得力を与えられるのは、境界線を踏み越えるだけのヴァイタリティと闘争心を備えた音楽だけだ。 その意味において言えば、10-FEET/アジカン/モンパチとのバンド…
今年1月まで行われたツアーのファイナル公演で披露されていた“海はセメント”を含む新曲3曲を収録した、People In The Boxのライヴ会場限定シングル。 波多野裕文のアコースティック・ギターが約7分半の楽曲の中…
ラウドロックはコミュニケーションの音楽である。轟音で空間を密閉し、その中で濃密な魂のぶつかり合いを生み出す。それによってバンドとオーディエンスの間に、深い絆が刻まれていく。このバンドはそれに誰よりも…
女性がロックを鳴らすことの意義というものをチャットモンチーはずっと示してきた。恋に人生を翻弄される女心だけではなく、若くして母性というもののすごみさえもこのバンドは音楽に込めていたように思う。 正式…
RO69JACK 13/14での優勝から1年。その間に2枚のミニアルバムをリリースし、精力的に活動してきた赤色のグリッター。初のシングルとなる本作は、満を持して放たれる卒業ソング“未来飛行機”、そして、新たな季節と…
大森靖子の“ノスタルジックJ-pop”という曲を初めて聴いた時、人混みを歩いていると人酔いするみたいに絶望酔いした。彼女が描く絶望は自身の個人的な絶望というより、今この東京で街を彷徨う多くの女の子が抱え…
結成8年目の3rdアルバム『VISION』で、4人はようやく「ねごと」になる。 彼女たちはこれまで、自ら描いた「ねごと」像と闘い続けてきた。ポップでいなければ、ちょっとくらいひねくれていなければ、もっともっと…
Plastic Treeの通算36枚目のシングルとなる“スロウ”は前作“マイム”の対極を行く、文字どおりスロウ・テンポの美しいバラッドとなっている。ただし、美しいバラッドとは言ってもコンサバで無難な良曲とはほど遠…
冒頭曲“the way down”から意表を突かれた。オリエンタルなメロを配した重心の低いグルーヴィーな曲調で、斜め上を行くアプローチに面食らう。 昨年11月に開催した15周年記念イベント『Rock-O-Rama』終了後、休…
『Secret Garden』=「女性の子宮」をイメージした今作。2年半ぶりのアルバムだが、思えばレコード会社を移籍して新たなスタッフとの化学反応も楽しみつつオルタナティヴなサウンドでエネルギーを外側へと放った前…
メンバーチェンジ後、初のアルバム。シングル『量産型彼氏』で何も心配することはないと思ってはいたが、想像以上の作品を生み出してくれた。 女子3人によるバンドとして、とか、ギター・バンドとして、といった…
2014年に活動をスタートさせ、アマチュア・アーティスト・コンテストのRO69JACK 2014で優勝。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014への出演を果たしてしまったバンドのデビュー・ミニアルバム。 けったいなバンド名にまん…
17年ぶりの5作目である。オリジナル・メンバーのアダム・フランクリン(Vo・G)、ジミー・ハートリッジ(G)と、2作目以降のメンバーであるスティーヴ・ジョージ(B)、そして2011年に加入したドラマーの4人。同郷のライ…
既に英米でも特大ヒット街道を爆走中、マーク・ロンソンの5年ぶりの新作である。『ヒア・カムズ・ザ・ファズ』、『ヴァージョン』の初期2作は、プロデューサーとしてあらゆるタイプの作品を手掛けまくったロンソン…
快進撃を続けるべくKEYTALKが出してきた2015年の一手は、メロディからアレンジから、ギターソロといった細かいところに至るまで、80’sな匂いのするポップチューン。こういう甘い懐かしさを感じさせる楽曲は、巨匠…
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