ソニック・ユースの名物男リー・ラナルドは、これまで何枚もソロ・アルバムを出しているけど、いずれも実験的なインストゥルメンタル作ばかりで、キャリア30年以上のヴェテランにして、これが初のヴォーカル・アル…
一昨年のアルバム『MODERN AGE』の頃から既にその兆候は現れていたが、ここ最近は特に顕著に、伝えたいことをシンプルに、前向きに表現するようになってきたDOES。そんな彼らから届いたニューシングルのテーマは明…
「日々動いてく世間とそこに馴染めない自分」とかいう疎外の構図を無効化し、無数の孤独な魂のきらめきを性急な歌とビートで抱き止める“蛍”。絶望感に押し潰されそうな日々すら《あなたと出会えてよかった》とい…
Dim Mak Records創設者にしてDJのスティーヴ・アオキによる、初のオリジナル・アルバム。何はともあれ、オープニングを飾るシングル曲“Earthquakey People”を聴いてみて欲しい。ゲスト・ヴォーカルはリヴァース…
昨年の11月27日に行われた日本武道館公演の熱気をフレッシュに封じ込めた映像だ。360°をお客さんにグルリと囲まれ、とびっきりのナンバーを連発しまくる彼らの姿が、ありのままに捉えられている。ロックンロール…
もう14年だという。彼がソロ・アルバムに取り組んでいるという話は随分前から聞いていた。最終的にこうして日の目を見るまでは、そこから更に数年の歳月を要した。けれど、そんなことは何も問題じゃない。むしろ…
今月の終わりに単独公演としては約3年ぶりに日本の地を踏むマイ・モーニング・ジャケット。公演前の期待を高めるアイテムとしても、行くのが決まっていない方を後押しする品としても、また、MMJのそもそもの真髄を…
これはすごい。完全にアーバンギャルドを見くびってました。猛省します。この“生まれてみたい”が完成した今、もはや「トラウマテクノ」とか「自作自演厨」という枠組みだけでは彼らを語ることはできない。もちろ…
ローゼズの再結成やらニュー・オーダーの再結成やら、レジェンド達のレトロスペクティヴな動きが続くUKギター業界だけれど、なんとあのキャストまで再始動してしまった。いや、これをレトロスペクティヴと呼ぶのは…
昨年からKitsuneが展開しているコンピ・シリーズの第2弾で、ジルダとアンドレが監修するパリ~フランス各地出身のアーティストをピックアップ。前作から続投のゴージャスなフレンチ・エレクトロを鳴らすビートキュ…
《アイニーヂュー僕ら頭が悪くて/オナニーばっかしてる/ロックンロールは頭がやばいぜ/僕らチェンジザワールド》(“僕らチェンジザワールド”)とヘタレのどん底から夢想と妄想をぶち上げる歌詞を引用するまで…
アルバム一枚で突然解散し、数年の沈黙を経た後に再結成を果たした22-20s。彼らはメンバー間の衝突とかセールスの急降下とか、そんなよくある話で解散したバンドではなかったし、過去の遺産で食っていくために再結…
「君」が好きで、ずっと想っているけど、やっぱり遠くて、「好きだ」と言いたいけど言えなくて、そうこうしているうちに離れ離れになってしまう季節が来る。“恋”で歌われているのは、そんな純化された恋の風景だ…
そーかい、『ルル』そんなに嫌いかい。ならこれでもどうだとばかりガレージ感覚が充満したメタリカが聴ける4曲入りEPだ。タイトルが端的に物語っているが08年の『デス・マグネティック』レコーディング中に生まれ…
昨年3月に配信リリースされた“世界中に花束を”では、《僕は今無力だ》と歌ったバックホーン。あれから約1年、この新曲“シリウス”では《立ち尽くすあなたの為/今何ができるのだろう》と歌っている。肯定の力は…
《終わらない世界で 止まらないBeatで 踊り明かそう 笑って踊れ》と、しなやかなダンス・ビートにのって颯爽と駆け抜けていく“ガジュマルビート”ではじまる1ダースの曲。2年ぶりとなるアルバムは、『PARADE…
昨年3月9日に行われたレミオロメンのライヴで、彼らは“3月9日”を2回歌った。この曲はライヴの定番であり、常に会場は大合唱となる。彼らもそれはわかっていて、演奏の途中で歌をやめ観客に歌わせるのが常だ。つ…
柔らかく穏やかなイントロダクション“sing a song”に耳を傾けていると、続いてはじまったのは超ポップチューン “The perfect ivy”。それは、今作のドラマティックなオープニングを飾るという意味合いだけでは…
レーベル移籍第一弾シングル。切ないメロディと、刹那的な歌詞、そして、含まれる感情の全てを背負ったようにエモーショナルな歌声と演奏。それでいて、残る余韻は眠りから覚めた後のように、ぼんやりと温かい。永…
今回のリイシュー企画の最後を飾る『ザ・ウォール』特別盤。言うまでもなく『狂気』に次ぐ商業的成功を収め、2枚組のアルバムとしては世界で最も売れた作品だ。『狂気』以降のロジャー・ウォーターズが抱えた疎外…
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