今年ソロ活動30周年を迎える桑田佳祐が、約6年ぶりにリリースしたソロアルバム『がらくた』。桑田はなぜ新作に『がらくた』と名付けたのか。そして、同作で描いた「生き様」、そして桑田にとって「ポップミュージック」とは?
2017年8月30日(水)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』には桑田の超ロングインタビューを掲載。同作の真実、そしてその決意が語られている。その中から発言の一部をお届けする。
インタビュー=渋谷陽一 撮影=YAMA 山添雄彦
アーティストじゃない、がらくた作りの職人みたいなもんですから。その矜持じゃないですけどね、その辺もちょっと、うっすら言いたかったんでしょうね
ポップソングというのはやっぱり、あたりまえですけどいろんな時代に飛べたり、思い出も現実も全部まぜこぜにできるっていう。それができてるっていうのが僕の幸せなんでしょうけど
やっぱり大衆とね、つながるっていうのは、すごく官能的なことがあって。そりゃあ、ときどき重荷になりますよ。ヒット曲って言うと軽く感じるけど。大衆性を保つには、ある程度犠牲にしなくちゃいけないものもあるんだけど。要は業だし、好きだからね、そこにいられるのが。またそれを、味わっちゃったから、それが楽しくてしょうがないっていうのがあると思うんですよね
衝動としてはね、やっぱり、どっかでこういう和製R&Bがあるんでしょうね。キング・トーンズじゃないけど。だから自分のお里みたいなものをやっぱり、逐一語ってるんですよね、このアルバムではね。自分のお里、少ないんだけどね
続きは2017年8月30日(水)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』10月号で!
●桑田佳祐桑田佳祐が新作に『がらくた』と名付けた決意――その核心に迫る超ロングインタビューで、
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