3月30日に発売する『ROCKIN'ON JAPAN』5月号では、先月号から引き続き、sumikaが登場。
先月号では語りきれなかった新作アルバム『Chime』をさらに掘り下げるべく、全14曲を余すところなく4人に語ってもらった。
sumikaの音楽はなぜこんなにも人々を明るく照らすのか?
珠玉のポップアルバム『Chime』の、そしてsumikaの魅力をより深く味わえる全曲解説インタビューとなっている。
以下、掲載のロングインタビューより、発言の一部をお届けする。
インタビュー=小栁大輔
今までの音楽人生だったり、sumikaの活動も順風満帆にきたわけではないですし。闇から抜けて光の方角に行くっていうことを、身をもって全員が経験してるから。そういう感触みたいなものを、みんなちゃんと肌感覚として覚えているから、嘘なく表現できているんじゃないかなあという気はしますね(片岡健太/Vo・G)
(“Monday”は)やっぱりsumika的には新兵器なイメージがありますね。おがりんの作曲者としての素晴らしさはもちろん前からずっと思ってるんですけど、アレンジの組み方のレベルみたいものが、前作から比べて格段に伸びてるって思ってて(笑)。4曲目で新しいものを見せるのは大賛成だったし、うまくはまったなと思ってます(黒田隼之介/G・Cho)
隼さんが作る曲って、エモーショナルな部分があって、それを曲の中から抜いてしまうと、良さがなくなっちゃう気がしたんですよ。アレンジを任せられるってことは、良くするのも殺すのも全部自分次第なので、(“ホワイトマーチ”は)ちゃんと隼さんが持ってるエモーショナルな部分は絶対殺さないようにしようっていうのは、最初から決めてやってましたね(小川貴之/Key・Cho)
(“ゴーストライター”は)デモの時点で、最後の1行、《いつの日か私にもその痛みを教えて》っていう歌詞を隼ちゃんが歌ってたんですけど、おがりんがアレンジして、健太が歌詞を書いてっていう流れの中でもずっとこの歌詞が変わらずに曲の最後を締めてるのが、すごいなあと思って。たぶんみんなも同じようにそこを大事に思って作っていったんだろうなあと(荒井智之/Dr・Cho)
この続きは2019年3月30日(土)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』5月号で!
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