UVERworld/東京ドーム

UVERworld/東京ドーム - Photo by 鳥居 洋介©Sony Music LabelsPhoto by 鳥居 洋介©Sony Music Labels

●セットリスト
01. Don't Think.Feel
02. WE ARE GO
03. Q.E.D.
04. stay on
05. 境界
06. 在るべき形
07. ODD FUTURE
08. CORE PRIDE
09. 激動
10. KINJITO
11. NO.1
12. PLOT
13. PRAYING RUN
14. Making it Drive
15. 和音
16. CORE STREAM
17. First Sight
18. 23ワード
19. UNKNOWN ORCHESTRA
20. ナノ・セカンド
21. Touch off
22. 零HERE~SE~
23. IMPACT
24. AFTER LIFE
25. Ø choir
26. 7日目の決意
27. MONDO PIECE


UVERworld/東京ドーム - Photo by 渡邊 玲奈©Sony Music LabelsPhoto by 渡邊 玲奈©Sony Music Labels
UVERworld/東京ドーム - Photo by 鳥居 洋介©Sony Music LabelsPhoto by 鳥居 洋介©Sony Music Labels
UVERworldは12月19日、20日と2Daysに渡る東京ドーム公演を開催。その20日となる今日は「KING'S PARADE 2019 男祭りFINAL」と題名にある通り、見渡す限り男だらけの祭典となった。18時32分、真太郎(Dr)のドラムソロを合図に克哉(G)、彰(G・Programming)、信人(B)、誠果(Sax・Manipulator)、TAKUYA∞(Vo・Programing)が現れ、“Don't Think.Feel”で本編スタート。花火が炸裂し、カラフルなレーザー光線が降り注ぐ中、地鳴りのような野太い歓声が場内に轟く。序盤から野性味溢れる活気が渦巻いていた。

UVERworld/東京ドーム - Photo by 渡邊 玲奈©Sony Music LabelsPhoto by 渡邊 玲奈©Sony Music Labels
UVERworld/東京ドーム - Photo by 田中 聖太郎©Sony Music LabelsPhoto by 田中 聖太郎©Sony Music Labels
UVERworld/東京ドーム - Photo by 渡邊 玲奈©Sony Music LabelsPhoto by 渡邊 玲奈©Sony Music Labels

「最高を求めて行こう!」とTAKUYA∞は呼びかけ、最新10thアルバム『UNSER』から2曲続けてプレイ。大合唱を巻き起こした“stay on”、軽快なリズムに踊らされる“境界”と観客から好リアクションを引き出した後、これまでの道のりをTAKUYA∞は振り返る。9年前の東京ドームは98%女性だった。その翌年から「男祭り」を始め、230人の男性客から徐々に会場のキャパを広げ、4万5千人を集めた東京ドームに辿り着いた。それに対して、精一杯の感謝の言葉を投げかけると、会場の温度はより一層高まっていく。

UVERworld/東京ドーム - Photo by 田中 聖太郎©Sony Music LabelsPhoto by 田中 聖太郎©Sony Music Labels
UVERworld/東京ドーム - Photo by 渡邊 玲奈©Sony Music LabelsPhoto by 渡邊 玲奈©Sony Music Labels
UVERworld/東京ドーム - Photo by 田中 聖太郎©Sony Music LabelsPhoto by 田中 聖太郎©Sony Music Labels

“CORE PRIDE”をやり終え、今から11年前に発表された10thシングル表題曲“激動”のイントロが響くと、観客も興奮状態に陥った。その後も毎日10キロ走るTAKUYA∞の思いを祈りに昇華した歌詞にグッと来る“PRAYING RUN”、最新作からエレクトロ色を濃厚に打ち出した“Making it Drive”と経て、4万5千人以上の応募があったというラッキーガール(女性客200人)がいるアリーナ真正面後方1階にメンバー全員移動し、“First Sight”、“23ワード”を丁寧に届けた。

UVERworld/東京ドーム - Photo by 田中 聖太郎©Sony Music LabelsPhoto by 田中 聖太郎©Sony Music Labels
UVERworld/東京ドーム - Photo by 田中 聖太郎©Sony Music LabelsPhoto by 田中 聖太郎©Sony Music Labels
UVERworld/東京ドーム - Photo by 田中 聖太郎©Sony Music LabelsPhoto by 田中 聖太郎©Sony Music Labels

後半戦も“UNKNOWN ORCHESTRA”を皮切りに“ナノ・セカンド”、“Touch off”と派手なパイロも相まって、会場はまさに火ダルマのごとく盛り上がる。“Ø choir”でも特大のシンガロングを沸き起こり、ラスト曲“MONDO PIECE”においてはアリーナ、1階、2階、3階の後方まで自然と観客同士が肩を組んで体を左右に揺り動かし、UVERworldは男だらけの東京ドームを一つに束ねる凄まじい求心力を発揮した。「19年間で一番の一体感を感じた」、「こんなに素敵な夜は二度と来ないんじゃないかという気がする」とTAKUYA∞はライブ中に零していたけれど、もっとも印象的だったのは「男祭り、これで完結!」というMCであった。女性だけではなく、男性にも自分たちの音楽を届けたい。あの日の景色を塗り替え、辿り着いた先が今日の4万5千人という男性ファンの姿である。「見たかった景色」に手を伸ばし続けたUVERworldの挑戦が遂に今日実を結んだのだ。

UVERworld/東京ドーム - Photo by 田中 聖太郎©Sony Music LabelsPhoto by 田中 聖太郎©Sony Music Labels
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ライブ終了後、TAKUYA∞は涙を流して、他のメンバーと熱く抱き合っていた。その涙は現状に甘んじず、己と徹底的に闘い続け、最後までやり抜いたからこそ出てきた心の汗だったのかもしれない。完走すれば、また次なる目標が待っている。彼らの果てしない挑戦はこれからも続くのだ。(荒金良介)

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