Northern19 @ 新木場STUDIO COAST

Northern19 @ 新木場STUDIO COAST
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Northern19 @ 新木場STUDIO COAST
Northern19 @ 新木場STUDIO COAST
2010年6月19日、遂にこの日がやってきた。いや、ニッポン対オランダ戦のことじゃなくて……そう、そ~なんです!
Northern19の3rdアルバム『SMILE』のツアー・ファイナル@新木場STUDIO COASTワンマンなんです!
全都道府県をくまなく回り、本数にして実に50本。「3ヶ月に及んだこのツアーの集大成、絶対に素晴らしいものにするからぜひ遊びに来てください!」とドラムス・馬場ちゃんがブログで意気込んでいたけれど(「サッカーはワンセグで録画しといて帰りの電車で見るのがいいと思います」とも・笑)、COASTには大勢のキッズが詰めかけ、集大成のワンマンにふさわしい舞台が整った。胸が高鳴る!

午後7時。壮大なストリングスのSEが流れるなか、ステージ後方にバンド名を刻んだ巨大なバックドロップが威風堂々掲げられ、いやおうなしにファイナルの高揚感を掻き立てる。喝采を浴びてオン・ステージしたメンバー、何かの宣誓のようにドラム・セット前でコブシを突き合わせて、“TRUTH”から一気呵成にキック・オフ!
「新木場~っ! かかってきやがれオラー!」と笠原(G&Vo)がアジテートすれば、フロアからは猛烈なオイ・コールが沸き起こり、続けて真紅のライトを浴びて“RED FLOWER”へ。馬場の繰り出すタイトな高速2ビートがさらにCOASTの熱を高め、3曲目”ANSWER”でも次から次へとダイバー続出。ノーザンのツー・トップ=笠原と井村(B&Vo)の描く美しくも爽快なハーモニーが盛大なシンガロングとなって場内に響き渡り、とにかくもぉスゲェ一体感!
最初の数曲こそCOASTの感触を確かめるような慎重さが感じられもしたけれど、“CRAVE YOU”、“NEVER ENDING STORY”、“HOLIDAY OF THE SUMMER VACATION”と、曲を追うごとにテンションをガン上げして疾走。笠原はたびたびステージ最前に歩み出て、オーディエンスに向けて笑顔でシャウト。徹底してポジティブで、手かげんなしに真っ向からオーディエンスに向かっていく彼のパフォーマンスが場内の一体値をさらに高めていくのだった。

最初のブレイクで笠原――「ついに、ついに、ついに! やって来ましたねこの日が! 『SMILE TOUR 2010』、東京ファイナルへようこそ! 3月の19日からバシャ~ってはじまってね、本当にファイナルが来るのかなって思ってたけど、本当に来ちゃいましたね(笑)。どうか怪我のないように、思いっきり楽しんでいって下さい!」。そしてサッカーの話題に触れ、「国を挙げての一大事に俺たちを観に来てくれて、本当にありがとう!!
全部やりき◇◎×▲……」と、肝心なとこでカミカミ!
すると、警告を発するようにサイレンがピカピカと明滅(ステージにはいくつかのサイレンが設置してあって、笠原がMCで噛むと点滅するようになっていたのです・笑)。気を取り直して、「頭のテッペンからつま先まで、思いっきりロックンロールしていこうぜ!」と再び怪気炎を上げ、熱烈に楽曲を畳み掛けていくのだった。

ファイナルっちゅうことで、後半戦ではスペシャルな演出も。「ここからはスペシャル・ゲストを呼んで曲をやってこうと思います。UNDER LIFEのJunさんです!」とフロム横浜の先輩を招き入れ、キーボードを交えて“FACE TO FACE”をプレイ。瑞々しいピアノの調べがバンド・サウンドの青春性を掻き立て、「このメンツにさらにもうひとりスペシャル・ゲストを加えてやっちゃいます! お呼びしましょう――」と招かれたのは、Jose フロム TOTALFAT! 5人編成でT-SQUAREのカバー“OMENS OF LOVE”を快活に披露。笠原とJoseのユニゾン・ギターも炸裂し、COASTは盛大な盛り上がりとなった。

終盤に笠原、「今回初めて全国津々浦々、50本の大規模なツアーを回ったわけなんですけども、ツアー組んでるときは『この尋常じゃない本数とタイトなスケジュールは何だ!』と思って(笑)。でも、いちばん楽しくて、いちばんやりがいがあって、いちばんいいツアーだったと思ってます。いろんな土地があって、いろんなラーメンがありましたね……」と長かったツアーを終えようとする感慨を語り、「これからも今までと変わらず、いい曲を作って、精いっぱいライブし◇◎×▲……」と再びサイレンが明滅!(笑)
「どうかみなさん! これからもNorthern19をよろしくお願いします!」と力強く未来への決意表明を届け、“Heartbreaker”→“SHOOT UP SOON”→“LOSERS WIN LAST”→“MORATORIUM”と烈火のごとくキラー・チューンを連打。さらに、ノーザン屈指のアンセム“STAY YOUTH FOREVER”投下! 「ウォーオーオー!」の大合唱が新木場にこだまし、COASTの熱気はこれ以上ないほどの絶頂に達したのだった。

アンコールでは笠原がひとりギターを弾き語る場面もあって、終始温かなムードのもと『SMILE TOUR 2010』を終えたノーザン。何はともあれ、50本という並じゃないロング・ロードを走り切り、普段の200キャパのライヴハウスの熱狂を広大なCOASTに現出してみせた3人の健闘に惜しみない拍手を!
秋にはアンコール・ツアーも敢行されるそうなので、一回りデカくなった彼らとの再会を楽しみに待ちたいと思う。(奥村明裕)
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