リリー・アレン、「毎日自分の名前をググっている」

リリー・アレン、「毎日自分の名前をググっている」

リリー・アレンは日常的に自分自身をググっていることを明らかにしている。

BBCラジオのグレッグ・ジェイムスの番組に出演したリリーは「やみくもにゴシップ・ニュースのネタにされていることが嫌になってこないか」と振られ、「どうなんだろう。嫌にならなくなったら、それもまたすごい心配だし」と答えている。

「女子としてはすごくしんどいことでもあるし。というのは、こういうゴシップ紙はすごく女性を貶める内容になっていて、かなりたちが悪いから。女性が性欲の対象としてしか見られないようなことがなくなった、そんな20年後の世界にまでとっとと早回しで行っちゃいたいくらいだし」

また自分の名前を日常的に検索にかけているので、自分についてどのような報道がまかり通っているのか常に把握もしているとリリーは説明している。

「正直に言うと、自分の名前も毎日ググってるくらいだから。わたしには自分がなにを言われてるのか正確にわかってるわけ。そういう報道の大半がゴミだし、言い返したくなる衝動を抑えるのもすごく大変なんだよね。だって、自分についてゴミのような記事を書いてる人と較べたら、自分の方がまだ頭がいいはずだって思えてならないし」

さらに母親として子供といることの必要性が業界ではまったく理解されていないことをリリーは次のように語っている。

「わたしにとって難しいのはレコード会社も、新聞でも雑誌でも、とにかく誰とお仕事をしたとしても、すごく容赦がないというか、『子供に会いたい』といったことをわたしが洩らすと『そんなこと関係ないから』っていう態度を見せつけられることで。ワン・ダイレクションのように仕事をやれっていう感じで、でも、わたしには家に帰ってくるのを待っているちっちゃい子供が二人もいるのよね。子供たちとは昨日の朝までは一緒だったけど、もう会いたくて死にそうだし」

しかし、普段はたいてい子供と一緒に過ごしているとリリーは明らかにしていて、さらにゴシップ・サイトなどで自分がライヴを優先させて育児を放棄しているなどとユーザーからコメントされているのを見ると腹が立つと次のように語っている。

「それって事実と違うから。わたしだってちゃんといいお母さんやってるんだってインスタグラムで画像をどんどん上げていきたくなってくるくらいだけど、それをやっちゃったらもうダメな母親だし」

また、インタヴュー中、ここ数年リリーは他人への楽曲作曲に専念していて自分のサード・アルバム制作など考えてもいなかったのだが、手持ちの曲で自分用に使えそうな楽曲がある程度たまったところで自分のアルバムを作ってみようかと決意して、それが『シーザス』になったと説明している。

さらにリリーは新人の女性アーティストの相談なども電話を受けていて「ポップおばさん」としても活躍していることを明らかにしている。

「ほんとに駆け出しの女の子たちから、よく電話で相談を受けたりしてるんだ」とリリーは説明している。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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