元レッド・ツェッペリンのロバート・プラントはジミー・ペイジがロバートについて「もううんざりだ」と語ったことについて、休養でもとった方がいいのではないかと語っている。
ジミーは2007年の再結成ライヴの後、度々ロバートのせいで再結成の機会が失われたことについて「もううんざりだ」と語ってきたが、ロバートはアラブ首長国連邦のザ・ナショナル紙に対して次のように反論している。
「ジミーはぐっすり寝てしっかりよく休んで、よく考えてみた方がいいと思うよ。ぼくたちは過去にすごい歴史を誇っているし、どんな兄弟とも同じで一つの意見を共有できない瞬間もあるわけだけど、それが人生というものだよ」
ジミーはロバートが昨年の頭になって2014年ならレッド・ツェッペリンをやる暇はあると発言したことについて次のようにザ・ニューヨーク・タイムス紙に語っていた。
「去年ロバート・プラントが2014年は自分にはなにも予定がないと語ったと教えてもらったんだけど、ほかの二人はそれを聞いてどう思ったか。まあ、ほかの二人がどう思ったかということはよくわかってるはずなんだよ。誰だってあのバンドのためにもっとライヴをやりたいと思ってるんだから。ロバートはこっちの気持ちをもてあそんでいるだけで、正直言ってもううんざりだよ。ぼくは歌わないからね、これだけはしようがないよね。もうどうにも起こりようがないような感じだよね?」
また、先頃行われたBBCとのインタヴューでも、ジミーはファンならきっとレッド・ツェッペリンの再結成を望んでいるはずだとも語っている。
なお、ロバートはザ・ブラック・キーズやコナー・オバーストを抱えるノンサッチ・レコードと契約を交わしていて、新作を9月9日にリリースする予定だと明らかにしている。新作の手応えについてロバートは次のようにローリング・ストーン誌に語っている。
「本当は祝祭的なレコードなんだけど、すごくゴツくて粗っぽい作りになってて、西アフリカの音楽のようでいて、マッシヴ・アタックっぽいものでもあるんだよ。低音部が充実してるからジャマイカで開かれるようなパーティーにはうってつけだよ。ただ、NPR(アメリカのラジオ局)でかけたらちょっと場違いかもしれないね」
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