ジャック・ホワイトはサードマン・レコードの出版部門となるサードマン・ブックスを新たに立ち上げたことを明らかにしている。

第1弾となる出版物は『Language Lessons: Volume 1』（言葉のレッスン第1巻）というマルチメディア刊行物で、詩や散文を集めた321ページの単行本、「ジャズ、サイケデリック・パンク、詩の朗読、ブルースとポップ」を収録したアナログ盤2枚、それと額装用の詩の作品5点が一式となった内容になっている。一式は布製のケースに収納され、8月5日に発売されるという。

単行本には作家のデイル・レイ・フィリップス、詩人のC・D・ライトやフランク・スタンフォード、エイドリアン・マテイカらの作品を収録し、アナログ盤にはインディ・フォーク・アーティストのウィリアム・タイラーやディストラクション・ユニットの作品が取り上げられるという。額装用の詩作品はC・D・ライト、フランク・スタンフォード、ブライアン・バーカー、ジェイク・アダム・ヨーク、チェット・ワイズによるもので、元ビッグ・ボーイズのギターのティム・カーのほか、ジム・ブランチャードやブッチ・アンソニーらといったアーティストのアートワークが施されているという。サード・マンでは次のような声明を発表している。

「サード・マン・ブックスでは今回の『Language Lessons』でも窺われるように果敢で、想像力豊かで、折衷的な刊行物を出版していく予定です。アメリカのインディペンデントな文学出版には注目を引く刺激的な刊行物が多いですが、これからその一端でも担っていければと考えています」

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