ボビー・ブラウンと2012年に急死したホイットニー・ヒューストンとの娘、ボビー・クリスティーナ・ブラウンが浴室で意識を失っているところを発見された事件で、ボビーはプライヴァシーを尊重してほしいとコメントを発表している。
ボビー・クリスティーナは1月31日にジョージア州アトランタ郊外にある自宅の浴槽で俯せになっているところを発見され、昨年結婚した夫であるニック・ゴードンと友人が警察に通報し、その後ノース・フルトン病院へ搬送された。母のホイットニーも2012年に滞在先のビヴァリーヒルズのホテルの浴槽で死亡しているところを発見されたため、その類似性が大きく取り上げられることにもなったが、現場の捜索によれば、ホイットニーの死が薬物の影響による事故死とその後判明したのに対して、現時点でボビー・クリスティーナが薬物やアルコールの影響下にあったと示すような状況証拠はないと警察では明らかにしている。
父親であるボビーは事件を受けて次のように声明を発表している。
「今回の件につきましてはプライヴァシーを尊重していただきたく存じます。家族が今回の事故を受け入れ、娘に必要な愛とサポートを提供するのに専念させてください」
また、ボビーの弁護士は「ボビー・クリスティーナ・ブラウンがアトランタの病院に担ぎ込まれたのは事実です」と明らかにしているが、それ以上の詳細を発表する予定はないとも語っている。
なお、家族らには医師からボビー・クリスティーナの脳の機能が著しく損なわれていて回復の可能性は奇跡に近いという話があったとピープル誌が伝えているが、ラトーヤ・ジャクソン、ミッシー・エリオット、シアラなどのアーティストがツイッターで励ましとお祈りを表明している。ボビー・クリスティーナはホイットニーの遺産をすべて相続していて、30歳になるまで段階的に受け取っていく予定になっていた。