5月にイギリスで行われる下院選総選挙に出馬するハッピー・マンデーズのベズだが、今月交際相手のフィルーゼ・ラザヴィとフラッキングに反対するベッド・インを政治的なパフォーマンスとして行うことを発表している。
「ベッド・イン」は1969年にジョン・レノンとオノ・ヨーコがシット・イン(sit-in、座り込み運動)をもじってヴェトナム反戦と平和を要求するパフォーマンスとして行ったことで有名だが、ベズは2月9日から15日にかけてロンドンの高級ホテルとして知られるモントカーム・ホテルでベッド・インを行い、反フラッキングを客室のベッドから訴えていくという。
ベズはかねてから政策目標のひとつとして環境問題に取り組むと訴えていて、シェール・ガスの掘削法のひとつであるフラッキングについて環境汚染に繋がるとして反対を掲げてきているが、それをあらためて訴えていくと次のように語っている。
「ジョン・レノンとオノ・ヨーコが1969年3月25日からアムステルダムのヒルトン・ホテルのプレジデンシャル・スイートに1週間こもって、平和のためのベッド・インを決行したのに対して、フィルーゼと俺は、俺たち国民に反民主的に押し付けられているフラッキングに反対するベッド・インを決行することにしたんだ。イギリスでは誰もフラッキングなんてやりたがってないから。でも、政府は国民の意志とは無関係に俺たち全員に押し付けていくつもりなんだよ。でも、俺たちはそんなものは受け入れられないから」
さらに今回のベッド・インが一石二鳥でもあることをベズは次のように説明している。
「これならヴァレンタイン・デイをどう祝おうかってことも解決してくれるしね。俺たちはまるまる一週間ベッドから出るつもりはないし」
ベッド・インの間、さまざまな客がベズたちの部屋を訪問する予定で、その様子が取材の対象となるほか、さまざまな形でネットでも中継するという。
なお、ベズは先頃、自身で旗揚げした政党、リアリティ党の党名変更手続きをし忘れてしまったため、政党として選挙管理委員会から認められなくなる瀬戸際に追い込まれることになった。選管はベズの新党名リアリティ党(現実党)がすでに存在するリアリスツ党(現実主義者党)と似通っていて有権者にとって紛らわしいため、ベズに党名変更を要求していたが、ベズは選挙運動にかまけていて締切を過ぎてもすっかり手続きを忘れてしまっていたという。しかし、オフィシャル・サイトを見た限りでは、サルフォード・リアリティ党とその後改名した模様だ。
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