「ただいまー!」爆弾ジョニー、地元・札幌で活動再開後初のツアー閉幕
2016.12.21 14:50
今月15日、爆弾ジョニーが全国9ヵ所を回った活動再開後初の全国ツアー「ROAD to BAKUDANIUS 2016」のファイナルを、札幌PENNYLANE24で迎えた。
札幌はメンバーの故郷で、この日の会場は、彼らが高校時代を過ごした地元にあるライブハウス。2年前の活動休止以降、彼らが札幌でライブを行うのは初となり、フロアには同ツアー全会場での写真が展示されていた。
SEが鳴り、会場が暗転すると、りょーめー(Vo)以外のメンバーが登場し、ラフなセッションを始める。キョウスケ(G)が「爆弾ジョニー、ツアー・ファイナル始まるよー」と高らかに声を上げると、それまでステージ袖から顔を覗かせていたりょーめーが登場。緑のトイトランペットを吹き、客席を沸かせる。そしていつものアコギを持つと、1曲目の“滑空キラー”のイントロを弾き始めた。「今日で終わっちゃうなー」と、最初から名残惜しそうなりょーめー。そして最後には「ただいまー!」と、心配させたファンに向けて手を振った。
続く“終わりなき午後の冒険者”では客席からの声を求める。ロマンチック☆安田(Key)も「みんなで一緒に!」と声を上げ、キョウスケもおなじみの蹴りを見せて客席を煽る。それを見たりょーめーは「いい感じだねー……からのぉ!」と間髪入れず“唯一人”へと突入。
“キミハキミドリ”では緑のペンライトが振られ、「いつもテキトーにやってる」というりょーめーの妙な動きに乗せられて、ファンがそれぞれ自由に踊る。小堀ファイヤー(B)はなぞかけになってないなぞかけを披露し、タイチサンダー(Dr)はトランクスを脱ぎふんどし姿になったかと思えば、“へんしん”の途中でサックスを持ち、GReeeeNの“キセキ“を披露した。
続いてりょーめーが次回の札幌でのライブと、ラジオがスタートすることを告知。その後は“イミナシ!”、“うたかたの日々”、“A.I.R.”、“なあ〜んにも”が披露され本編が締められた。
アンコールでは4曲の新曲を披露。続いてダブルアンコールに応えて出てくると「ああ、終わっちゃうんだな、やだなあ」と本当に名残惜しそうなりょーめー。最後に披露した“かなしみのない場所へ”の後、最後までステージに残ったタイチが、再びサックスを披露してツアーは幕を閉じた。