アリアナ・グランデ、マンチェスターの名誉市民に。市議会満場一致で決定の理由は?

アリアナ・グランデ、マンチェスターの名誉市民に。市議会満場一致で決定の理由は?

現地時間5月22日に英マンチェスターで行われていた自身のライブ会場で発生した自爆テロ事件を受け、すぐに英テロ被害者支援ライブ「One Love Manchester」を企画、現地時間6月4日夜に同支援ライブを開催したアリアナ・グランデ

この度、アリアナ・グランデがマンチェスターの名誉市民に認定されることが決定した。

名誉市民の認定は市議会の投票によって行われるというが、事件発生から約2週間で支援ライブを開催し、その後は被害者たちの慰問も行っていたアリアナに対し、市議会は満場一致でアリアナへの名誉市民認定を行うこととなったようだ。

ガーディアン」誌によると、マンチェスター市議会長のリチャード・リース氏は、アリアナが「ここ(マンチェスター)に二度と訪れたくないと思っても仕方のない、若いアメリカ人の女性」にも関わらず、「彼女は一人のアーティストとして、マンチェスターで支援ライブを開催するまで他の場所ではパフォーマンスをしない、という選択をしてくれた」と語っている。

それだけではなく、このマンチェスターでのテロ事件に際して設立された緊急基金、「We Love Manchester」の最初の支援者に最初に名乗りを上げたのがアリアナだったことも、今回の認定に大きく関わっているという。

また、名誉市民認定に当たって行われた市議会会合の最後には、「The Halle String Quartet」によって“Don't Look Back in Anger”が演奏された。

なお、最終的にこの支援ライブ「One Love Manchester」で集まった義援金は3百ポンド近く(3百万ポンドで約4億4千万円)に上るという。

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