ジーン・シモンズが匿名のTVパーソナリティーからセクシャル・ハラスメントで起訴されたことが明らかになった。

「The Sun」によると、今回訴えを起こしたのは長年ローカル局でロック音楽番組のパーソナリティーを務めている女性だという。

女性はカリフォルニア州のレストラン、サン・マニュエル・インディアン・ビンゴ・カジノでジーン・シモンズへのインタビューを行った際、「一般的な質問」をしている最中に手を握られ、無理矢理ジーンの膝に乗せられたのだとか。

女性はすぐに膝から手を離したものの、その後引き続き「不快且つ不当な性的誘惑」を受けたといい、不適切な発言を受けた上喉の真ん中を叩かれたのだという。

女性の弁護士が「The Sun」に対しコメントしたところによると、起訴の理由は「この行動が決して許されないものであり、こうした言動を起こすことをやめさせるため強い意志の提示が必要」だと考えたからだという。

一方で「Blabbermouth」によるとジーン・シモンズ本人はこのセクハラ行為を否定しているようで、自身の弁護士を通して無罪を主張するつもりであることを明らかにしている。

なお、ジーンは11月に出演した米TV局「FOXニュース」でも、その不適切な言動により「FOXニュース」のビルへの立ち入りが永久に禁止された上、TV局の番組への出演禁止の措置を受けている。

この日「FOXニュース」の番組「Fox & Friends」と「Mornings With Maria」に出演したジーンは、自身の著書『On Power』に関するインタビューを受ける前に自身と関係のない「FOXニュース」の会議室に乱入。

スタッフの会議が行われている最中にも関わらず、「やあ、姉ちゃんたち！ 俺を訴えろよ！ 」と、着ていたシャツを捲り上げ上半身裸で叫んだ他、マイケル・ジャクソンを絡めた小児性愛に関する発言もあった他、手にしていた自身の著書でスタッフ2人の頭を殴ったと報じられている。