2017年は11月にリリースしたアルバム『BOOTLEG』がチャートを席巻した米津玄師。さらに全国15都市20公演のツアー「米津玄師 2017 TOUR / Fogbound」を開催、その追加公演として、キャリア初の日本武道館公演「米津玄師 2018 LIVE / Fogbound」2daysを成功させました。
rockinon.comでは、2014年に代官山UNITで行われた初ワンマンライブ(本人曰く「実質的に初めてのライブ」)から、RADWIMPSとの対バン、先日の武道館公演のライブレポートまで、「JAPAN CIRCUIT vol.54 WEST 〜山崎死闘編〜」も含め全9本の米津玄師のライブレポートをご紹介してきました。
ここでは、米津玄師の武道館公演までの道のりを振り返ってみようと思います。
2014年6月27日
初のワンマンライブとなった「米津玄師 Premium Live “帰りの会”」。初めて本格的に、人前でライブを行う機会というのは、とても大切で慎重にならざるを得ない、大きな葛藤を孕んだ事柄だった。
2014年12月11日
「米津玄師 LIVE “帰りの会・続編”」。米津にとって4度目のワンマンライブ。米津は「1個1個積み上げていきたいんです。中身が伴わないでハリボテになったら何も意味がない。俺は意味があることをやりたいと思います」と語った。
2015年4月28日
初の全国7大都市ツアー「米津玄師 2015 TOUR / 花ゆり落ちる」ファイナル。「今見てる景色ってのは、簡単に過去になってしまうんですよ」、「だから、今日を皆さんと一緒に過ごせて、本当に幸せです」と米津は語った。
2015年11月2日
androp、クリープハイプも出演した「JAPAN CIRCUIT vol.54 WEST 〜山崎死闘編〜」にトップバッターで出演。
2015年11月4日
RADWIMPSの対バンツアー「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」初日公演。米津と野田洋次郎はこの日初めて会ったという。
2016年2月12日
全国ワンマンツアー「米津玄師 2016 TOUR / 音楽隊」ファイナル。「みんなに触発されて、俺自身も変わっていく。そうして、美しい場所に向かっていくことができたらいいなあと思います」。
2016年12月8日
2016年2本めのツアー「米津玄師 2016 TOUR / はうる」ファイナル。今回のステージほど、その途方もない努力の痕跡が全編から溢れ出るステージは観たことがなかった。
2017年7月15日
2日間で1万人を動員した初のホールワンマン「米津玄師 2017 LIVE / RESCUE」。「伝えること」の根源に迫ってゆくという、とてもドラマティックなステージだった。
2018年1月10日
初の武道館公演2days「米津玄師 2018 LIVE / Fogbound」最終日。「今日来てくれたってことは、少なからずみんなの中に米津玄師の居場所があるってことで、こんなに美しいことはない。こんなに嬉しいことはない。これからも、誰も聴いたことがないような音楽を作って、みんなとおしゃべりがしたいです」。
米津玄師、初ライブから日本武道館までのドラマに溢れた道のり――ライブレポート9本を掲載
2018.01.12 20:30