20世紀を代表する版画家のひとり、マウリッツ・コルネリス・エッシャー (1898-1972)の生誕120年を記念して開催される本展では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品から選りすぐりの約150点が日本初公開されるという。また、“バッハの旋律を夜に聴いたせいです。”を使用したテレビCMは4月以降に放送される予定となっている。
【山口一郎(サカナクション)コメント】
僕は小学生の頃、画家である母の本棚で初めてエッシャーの作品と出会いました。
絵の中で迷子になってしまったような、毒だけど美味しい果物のようなエッシャー独特の世界観に
子供ながらびっくりしたことを忘れられません。
社交嫌いだったエッシャーの唯一の趣味が、バッハを聴くことだったと聞きました。
自分達の音楽がエッシャーの作品と、このような形で関われたことを本当に嬉しく思います。
たくさんの方がエッシャーの作品と触れる機会になることを祈っております。
●展覧会情報
「生誕120 年 イスラエル博物館所蔵
ミラクル エッシャー展 奇想版画家の謎を解く8つの鍵 supported by 弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所」
会場:上野の森美術館
会期:2018 年6月6日(水)〜7月29日(日)※会期中無休
開館時間:10:00~17:00 金曜日は20:00 まで *入館は閉館の30 分前まで